PROFILE: 持田奈緒/「ロンハーマン」京都店・スーパーバイザー

「ロンハーマン(RON HERMAN)」京都店で働く持田奈緒さんの顧客数は、同社の中でもトップクラスだ。「ありがたいことに、ほぼ毎日誰かしら会いに来てくださいます。多い人では、週に3回も。これが私の一番の自慢です」と持田さん。シーズンの立ち上がり時期には、約100人の顧客に手紙やLINE、電話で連絡を取る。「もちろん、全員が来店してくれるわけではありません。でも以前、数年越しに来店してくださったお客さまが、『手紙を送り続けてくれてありがとう。いつも楽しみにしていたの』とおしゃってくれました」。(この記事は「WWDJAPAN」2025年9月22日号からの抜粋です)
NO.1 POINT
人と人との
つながりを大切に
ブランドファンからトップ販売員へ
寄り添う接客で顧客数はトップクラス
持田さんの接客のモットーは、“客”と“店”の関係を超えた、友人同士のような確かなつながりを作ること。自分自身が、客としてロンハーマンに通っていた頃、そんな接客に救われた経験があるからだ。「学生時代、母とはよく大阪や神戸のロンハーマンに通っていました。買い付けや空気感、人とのつながりを大切にするスタッフさんの接客、全てが好きでした。マグカップ1つ買うのにも、1時間くらいスタッフさんとお話ししちゃったりして。何か嫌なことがあっても、ロンハーマンで買い物したら『今日いい日やったな』と思える。そんな経験をなん度もさせてもらいました」。
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