
2015年に誕生した「ナシード」は、あらゆるリクエストに応える31色相からなる豊富なカラー展開を誇り、シードオイルとハーブエキスを配合して潤いに満ちた艶のある質感を実現するヘアカラーだ。その汎用性と満足度の高さから、トレンドサロンからファミリーサロンまで全国の美容室で愛用されている。今春の新色“サクラベージュ”は濃密発色の“艶ピンクベージュ”。ピンクの彩度とベージュ感のバランスにこだわり、狙い通りのピンク+ベージュを1本でかなえるカラー。ブリーチ毛に対しては鮮やかさと透け感が楽しめ、ブリーチなしでは濃さのある色合いが表現できる。また、ベージュを含んだ色のため、ファーストグレイ世代にもナチュラルな仕上がりとなる。
“モーヴショコラ”は、パープルが潜む“新・王道ブラウン”。複雑な履歴の髪が増えている中、いかに艶をまとわせるかが重要になっている。同色は程よく含む紫がブリーチ履歴や褪色による黄みを抑え、くすみ知らずのブラウンを表現。ナチュラルトーンからのトーンアップ使用では、紫みを感じて艶を感じさせる。他色との相性も良く、メインとしても補色としても使用できる使い勝手の良さも特徴だ。今求められる新色2色の魅力を、ヘアカラーのトレンドをけん引するサロン「ミンクス(MINX)」と「ヌル(Null)」の人気美容師2人が、得意のデザインカラーで引き出す。
淡くデリケートな色も出しやすく
コンサバなカラーも優しく仕上がる
“サクラベージュ”
1 / 3
「モデルがキュートな顔立ちなので、かわいさの中にモードを感じるデザインにし、顔のまわりにローライトを入れることで小顔効果を狙った。“サクラベージュ”はハイトーンに薄く入れたい時にすごく向いていて、淡くデリケートな色を出しやすいので、デザインを求める方が多い『ミンクス渋谷店』では、間違いなく人気色になりそう。ブリーチしていない髪に使ってもほんのりと明るく、自然光が当たってピンクを感じる優しい色に仕上がるので、コンサバなスタイルを好む方にもおすすめできる」。
「彩度が高くて明度が低い色を出したい時は、8レベルや6レベルにOX3%を配合すると狙った発色になる。ピンクは微妙な色の調整や履歴で色の出方が大きく変わる難しい色。それを1本でイメージ通りの色が出せるのも安心できる。ファーストグレイ世代には、“フォギーベージュ”と“サクラベージュ”を合わせて使う(レシピでいうとFBe4:SBe8:SBe12=1:1:1)と根元もしっかり染まり、ピンク系の色みが肌映えも良くする効果も期待できるので、大人の女性にも満足してもらえるはず。白髪染めは根元からしっかり塗布するが、頭皮のピリつきが少ないと顧客からも好評だ」。
「さらに『ナシード』は、カラー剤特有のアルカリのにおいが残りにくいなど機能の高さにくわえて、褪色後のダメージが少ないのもありがたい。一番の魅力はカラー展開の豊富さ。色を任せてくださるお客さまには、今なら暖色系の春夏色、暖色系の秋冬色とトレンドを踏まえた提案をすることが多い。色のバリエーションが豊富なため、一人一人に似合う色を一つのブランド内で作り出せるのは何よりも強み。お客さまにとっても美容師にとっても選択肢が無限に広がる」。
審美眼が磨かれたお客さまも納得する
誰もが直感的にかわいいと思える色
“モーヴショコラ”
1 / 3
「“モーヴショコラ”は紫みがきいたくすみのないブラウンだが、今回のモデルのようにブリーチを重ねて色が抜けていると、ピンクみが流れて青みが出過ぎる可能性があるので、それをカバーするためにオレンジのカッパーを10%ブレンドした。柔らかい色は、巻くとその質感がより引き出されるので動きのあるスタイルに仕上げた」。
「SNSの影響もあって、お客さまの色を見る審美眼もどんどん磨かれている。今やブラウンもベージュも単純な色では満足されず、ピンクみや紫み、青みなど、絶妙な色の奥行きがあることを前提にかわいいかどうかを判断するようになっている。“モーヴショコラ”は単品でもそのニュアンスを感じられ、誰もが直感的にかわいいと思う色。普段、冒険したスタイルの方が『ちょっと落ち着いたナチュラルなおしゃれを楽しみたい』という時にも、『1色に飽きたから2色のデザインカラーに挑戦したい』という時にもトライしやすい」。
「暖色系ブラウンやベージュは今のトレンドだが、黄みが出ないことがポイント。黄みを抑える“モーヴショコラ”はその点でも優秀だ。もっと紫みを出したければベリーブルーやラベンダーアッシュ、バイオレットを数%足せば安定したグレージュっぽい色になるなど、この色を土台にさまざまなバリエーションを表現できる」。
「『ナシード』は単品使いでも安定してクオリティーを出せる非常に使いやすい商材。複雑な履歴の髪でも1本できれいに染まり、低〜中明度のヘアカラー顧客が多いサロンや、キャリアの浅い美容師にも使いやすい。発売から10年経つブランドだが、初期に出た色も一周回ってまた新しいと感じることが多く、例えば“ショコラ”の色調は今っぽさがあり、最近活躍している色の一つだ」。
“モーヴショコラ”と“サクラベージュ”
が加わりさらに充実
ブラウン&ベージュのバリエーション

その勢いはヘアカラーにも波及し、ブラウン&ベージュがトレンドカラーへとアップデートされることになった。そんなトレンドだけに留まらないブラウンに対する需要の変化を、フウガ代表は、「数年前まで2色以上でヘアカラーをデザインする人は少数派だったのに対し、SNSの影響もあり、最近はかなりポピュラーになった。その時に、コントラストが強く出る黒より、自分に馴染む使い慣れたブラウンを選ぶ人が増え、今では半々くらいになっている。今後さらにデザインカラーの市場を広げるために、ブラウンが重要な役割を担うことになると思う」と分析し、ブラウンに対してさらなる期待を寄せる。
また、花岡店長は、昨今のウォーム系人気について「メイクのトレンドの移り変わりに合わせて、ヘアカラーの人気色も変わる。昨年の上半期くらいから、イエベの女性の雰囲気やメイクに憧れる女性が増え、それに伴いイエベに合うウォーム系ブラウンのヘアカラー人気が高まった」と語る。
新色“モーヴショコラ”と“サクラベージュ”を含め、寒色系から暖色系まであらゆるブラウン&ベージュのバリエーションをラインアップする「ナシード」が、より多様化したニーズに応える。
注目の人気色ランキング
“フォギーベージュ”が不動の1位!
その「ナシード」内での人気色ランキング。1位は、「使いやすい」との声が圧倒的に多い“フォギーベージュ”。イエローベージュにモノトーンが入った寒色系ベージュで、アジア人特有のオレンジみを抑える効果がある。黒髪からのリフトアップや白髪染めなど幅広く使えるオールマイティさが人気の要因。
2位は “シナモンベージュ”と“ブルーアッシュ”で、4位は“ショコラ”。複雑な配合をせずとも単品できれいな色が出せる安定感が評価されている。花岡店長は「“サクラベージュ”とのブレンドで“ショコラ”の新たな魅力が発見できた。今欲しいブラウンが表現できる色」と“ショコラ”を高く評価する。
5位の“モノトーン”はコンサバなスタイルを好む方に人気なのと同時に、どんな色ともブレンドしやすいことが理由にあがった。
ビーズシャーリングトップ 6940円/MINJIENA(ともにHANA KOREA)
PHOTOS : KYOKO MUNAKATA(SINGO),
STYLING : SHOGO SONE,
TEXT : YOSHIE KAWAHARA
ナプラ
0120-189-720