PROFILE: 関本昇悟/「カシヤマ」エバンジェリスト

オンワードパーソナルスタイルが2024年に新たに導入した人事評価制度「エバンジェリスト制度」は、顧客数や接客人数、センス、スキルといった評価基準に基づき、販売職スタッフを3つの役職に分ける。中でも最上位ステイタスの「エバンジェリスト」の肩書きを持つスタッフは、関本さんを含めて全国に4人しかいない。(この記事は「WWDJAPAN」2025年9月22日号からの抜粋です)
NO.1 POINT
客の心をほどく会話力
生地選びから採寸まで
「最高の1時間」を演出する
前職時代から培ったオーダースーツの知識と豊富な経験値が評価された。「自分はその場を盛り上げて楽しませるタイプではないので、丁寧にお客さまの話を聞き、潜在ニーズを引き出すのが得意です」と柔らかな口調で話すが、関本さんの実力は数字でも明らか。個人で年間に約5370万円を売り上げ、現在700人以上の顧客を抱える。「日ごと月ごとの接客人数や客単価などを、細かく数値化するシステムを会社が導入しています。具体的な数字で実績を可視化できるため課題が直接わかり、スタッフのモチベーションにつながっています」。
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