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バッグ「ペッレ モルビダ」がウィメンズ本格化 ディレクターに東原妙子氏

ウエニ貿易の「ペッレ モルビダ(PELLE MORBIDA)」がウィメンズに本腰を入れる。ディレクターにはファッション・エディターの東原妙子氏を迎えた。2026年春夏コレクションの展示会には、これまでにない抜け感のあるバッグが並んだ。

「ペッレ モルビダ」は2012年に誕生した。「優雅な船旅に持って行きたくなるようなバッグ」をコンセプトに、上品な艶のあるバッグを発表している。ブランドロゴの白船は「外国製の良いもの」という意味で使われる黒船に対して考案したもので、「日本製の良いものを世界に発信したい」と思いを込めた。

メンズのイメージが強いブランドであるが、ウィメンズライン自体は2015-16年秋冬シーズンにローンチしていた。メンズはファッション・ディレクターの干場義雅氏などクリエイションの舵取りを行う者がいたが、ウィメンズは長らく空席だったという。

ウィメンズに力を入れ出したのは昨年のこと。メンズの顧客が定着したことを受け、それまで十分に開拓できていなかったウィメンズ市場に目を向けた。修理サービスを利用する男性客の同伴者からも「本格的なウィメンズラインがほしい」と声が上がっていたそうだ。

今回ディレクターに着任した東原氏は、オンワード樫山のウィメンズブランド「アンクレイヴ(UNCRAVE)」でクリエイティブディレクターを務めていた。大人の女性に向けた、リラックスしながらもきちんと見えするスタイルを得意とする。今回の2026年春夏コレクションも、既存のウィメンズバッグよりもどこか柔らかい印象だ。肩肘を張らない、くたっとしたフォルムのバッグが目を引いた。色合いも、同じ黒でも軽やかさを感じさせる。

東原氏のコレクションは、表参道ヒルズ店と公式ECで先行販売している。ウィメンズバッグはトレンドの影響を受けやすく、買い替えも発生しやすい。ブランド全体の売上拡大のドライブとする考えだ。

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