ファッション
特集 ウィメンズリアルトレンド2025-26年秋冬 第4回 / 全12回

展示会で光った、人気35業態のイチオシルック(後編)

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展示会で光った、人気35業態のイチオシルック(後編)

人気35業態のウィメンズリアルクローズブランドの今秋冬の打ち出しを一挙に紹介する。各業態の一推しルックは、優しく包み込まれるような素材やシルエット、ブラウン・ボルドーカラーといった今季のトレンドをそしゃくし、ブランドらしさと掛け合わせて巧みに提案している。(この記事は「WWDJAPAN」2025年6月23日号からの抜粋です)

スタイル一覧

ラブレス(LOVELESS)

(三陽商会)

日中の気温差に向き合う
“多段”なコーデ

残暑の時期はドレスを1枚で。秋が深まるにつれ、デニムやジャケットと合わせた「季節の移ろいを意識したレイヤードスタイル」(並木君典課長)を提案。初秋の1日の寒暖差にも対応する。アウターはショートからミドル丈に注目し、前秋冬比で30%増の販売計画を掲げる。特にオリジナルのツイードアイテムはウィメンズ・メンズを横断して訴求。

マルティニーク(MARTINIQUE)

(メルローズ)

冬の定番スタイルに
手元の小物使いが光る

ベースはプルオーバー×スカートというシンプルな組み合わせ。ハンパ丈の袖からチュール素材のグローブをのぞかせることで、コーデに華やぎをもたらした。8月からは25周年を祝した別注アイテムがシーズンを彩る予定。9月のニュウマン高輪店のオープンに合わせた「マディソンブルー(MADISONBLUE)」とのコラボがそのスタートを飾る。

マーキュリーデュオ(MERCURYDUO)

(マークスタイラー)

スエードとサテン
素材の“温度差”が表情の豊さに

暖かみのあるスエードジャケットに冷たさを感じさせるサテンのロングスカートを合わせ、シーズンコンセプト「表情豊かな対比」を表現した。フォークロアな雰囲気が気になることから、アクセサリーは天然石や羽根、ミンクファーなど、自然由来の素材を意識するように。ブラウン人気の高まりを受け、べっ甲のアクセサリーの拡大も検討中。

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