「アディダス オリジナルス(ADIDAS ORIGINALS)」は、2026年春夏シーズンの最新“アディスター(ADISTAR)”シリーズの発売に先駆け、1月30日〜2月1日の3日間、東京・原宿で期間限定ポップアップストア「アディスタリウム(ADISTARIUM)」をオープンする。会場では、新作の“アディスター XLG2.0(ADISTAR XLG2.0)”と“アディスター コントロール 5(ADISTAR CONTROL 5)”を先行発売。一般販売は2月3日から、アディダス公式アプリのひとつ「コンファームド(CONFIRMED)」やアディダス直営店で実施する。
“アディスター”は、1970年代に陸上競技用スパイクとして誕生したランニングモデルをルーツに持つ。時代とともにマラソンやウルトラランといった長距離走のニーズに応え、クッション性や安定性を進化させてきた系譜は、50年近い歴史の中でアディダスのパフォーマンスを象徴する存在となっている。近年では、その機能美と存在感のあるシルエットが再評価され、ストリートでの注目度も高まっている。
今回登場する“アディスター XLG 2.0(1万9800円)”は、2000年代のランニングスタイルを想起させるボリューム感のあるアウトソールが特徴。メッシュアッパーにRPU成型ケージを組み合わせ、デザイン性とフィット感を両立した。ヒールにはadiPRENEクッションを搭載し、日常使いでも快適な履き心地を実現している。
一方の“アディスター コントロール 5(ユニセックスモデル1万5400円、ウィメンズモデル1万6500円)”は、2000年代後半に登場したモデルをベースに再構築。オンロードでの安定性を高めるFORMOTIONテクノロジーをはじめ、adiPRENE+ミッドソールやトルションバーを採用し、当時のパフォーマンス思想を現代的にアップデートした。メタリックオーバーレイとオープンメッシュの組み合わせが、Y2Kムードを際立たせる。
近年、“アディスター”はファレル・ウィリアムス(Pharrell Williams)とのコラボレーションによる“ジェリーフィッシュ(JELLYFISH)”でも話題を集めている。クラシックな“アディスター”のパフォーマンスDNAを起点に、彫刻的とも言えるミッドソールや流動的なフォルムで再構築された同モデルは、ランニングシューズの枠を超えたライフスタイル表現として高い評価を獲得。ファレルの出身地に由来する「VIRGINIA」というコンセプトを軸に、“機能と想像力のあいだ”を行き交うアプローチは、“アディスター”が半世紀にわたり培ってきた技術と、現代のストリートカルチャーをつなぐ象徴的な試みと言える。こうした流れの中で、“アディスター”ファミリーはパフォーマンスとファッションの両軸から再び注目を集めている。
ポップアップストア「アディスタリウム」では、“アディスター”ファミリーの世界観を、インスタレーションとともに体感できる空間に加え、購入者特典として限定ノベルティーを用意。コーヒースタンドも併設し、原宿の街に新たなランニングカルチャーの発信拠点をつくる。
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