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伊勢丹新宿本店、2月は17%増収 優良客限定の「丹青会」で過去最高50億円超を稼ぐ

2026年2月の主要百貨店4社(三越伊勢丹、高島屋、大丸松坂屋百貨店、阪急阪神百貨店)の売上高速報が出そろった。引き続き中国人観光客の減少が重しとなっている一方、優良顧客向けイベントやバレンタイン催事の成功、中旬以降の気温上昇に伴う春物衣料の好調などが一定程度押し上げ効果となった。

三越伊勢丹は前年同月比9.5%増収で、旗艦店の伊勢丹新宿本店が同17.4%増収。2月6〜8日に実施した同社の優良顧客限定の招待イベント「丹青会」の売上高は、単日で過去最高となる50億円超を記録した。三越日本橋本店も同じく顧客イベント「逸品会」が好調で、月次売上高は同4.4%増。インバウンドについては中国本土・香港からの渡航自粛影響を、その他地域からの集客でカバーした。

高島屋の売上高(既存店)は前年同月比2.1%増。免税売上高は 同13.0%減だったものの、バレンタイン催事「アムール・デュ・ショコラ」が堅調に推移したほか、中旬以降に春物衣料・雑貨に動いたことで、免税を除く店頭売上高は同4.8%増収となった。商品別では特選衣料雑貨、宝飾品、美術などが前年同月実績を上回った。

大丸松坂屋百貨店は、外商や春物衣料品のけん引により国内客売上高が好調だったたものの、 免税売上高の大幅ダウン(前年同月比16.2%減)により、微増収にとどまった。大丸梅田店の大型改装による売場面積縮小も響いた。

阪急阪神百貨店は微減収だった。阪急本店は前年同月比4.2%減収。6階の閉鎖など全館の大型改装に伴う売場縮小の影響があったほか、中国客売上高が約6割減となった。 一方、阪神梅田本店は前年の改装効果や大型催事の再開による来店客数増が後押しし、同約3割増収と健闘した。

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