靴のリーガルコーポレーション(千葉県浦安市、青野元一社長)は9日、業績不振を受けて構造改革を実施すると発表した。希望退職者を50人程度募るとともに、生産子会社チヨダシューズの操業を停止する。主力である革製のビジネスシューズの市場縮小に歯止めがかからないため、抜本的なリストラが必要と判断した。
希望退職者の募集は、退職日の4月30日時点で満50歳以上の社員および63歳以下の再雇用社員で、グループ会社の出向者も含む。2月12日から3月11日まで募集する。
100%子会社のチヨダシューズは1924年に設立された老舗靴工場で新潟県加茂市に拠点を構える。主に「リーガル(REGAL)」ブランドをグッドイヤーウエルト式製法で製造しており、高度な職人技に定評があった。全従業員63人。2月28日で操業停止し、清算に向けた手続きに入る。
リーガルコーポレーションは、チヨダシューズを含めて国内生産子会社3社を有している。同社によると「(近年は)生産能力が販売予想量を上回っており、抜本的な生産拠点の再編・生産能力の削減が緊急の課題」になっていたという。
今回の構造改革によるリーガルコーポレーションとチヨダシューズの退職者の合計は113人程度になる見通し。