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百貨店の1月売上高は全4社増収 中国客の減収を国内客でカバー

百貨店大手4社の2026年1月の既存店売上高は、全社で前年同月の実績を上回った。中国政府による日本への渡航自粛によって、引き続き免税売上高は2ケタの減収だったものの、国内客の消費が活発だった。ラグジュアリーブランドでは値上げ前の駆け込み消費も多く見られた。

1月の既存店売上高は三越伊勢丹が前年同月比3.3%増、高島屋が同7.7%増、大丸松坂屋百貨店が同1.3%増、阪急阪神百貨店が同4.2%増だった。

免税売上高は三越伊勢丹が同12.5%減、高島屋が同18.9%減、大丸松坂屋が同16.6%減、阪急阪神が同2割減だった。中国からの航空便の減便に伴い、中国人のツアー客は大幅に減少。一方で中国の富裕層の個人客は安定した売り上げを維持している。昨年は1月末に中国の大型連休の春節がかかっていたが、今年は2月にずれ込んでいる。

訪日客の落ち込みをカバーしたのが国内客による消費だった。気温の低下に伴い、「コートなどの冬物衣料の正価品(プロパー品)が売れた」(高島屋)、「一部ブランドの駆け込み需要によって宝飾品は2割増になった」(阪急阪神百貨店)といった声が聞かれる。1月から始まったバレンタイン催事も集客に貢献した。

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