J.フロント リテイリング(JFR)傘下の大丸松坂屋百貨店は、3月1日付の幹部人事を発表した。一番店である松坂屋名古屋店では、新しい店長に執行役員大丸札幌店長の塩山将人氏(50)が就く。現店長の齊藤毅氏(56)はJFRの執行役業務推進部長兼コンプライアンス担当に異動する。
塩山氏はJFR傘下のパルコ出身。JFRは2024年度から百貨店とパルコの店長の人事シャッフルを本格化しており、塩山氏は大丸札幌店長の前に渋谷パルコ店長だった。松坂屋名古屋店の店長にパルコ出身者が就任するのは初めて。
JFRは名古屋・栄を重要エリアに位置付ける。同社で最大の売上高を誇る松坂屋、3館体制のパルコ、さらに7月には商業施設「ハエラ」の開業を控える。松坂屋は本館の大規模改装に続き、南館の一部フロアをパルコの運営に切り替える。パルコ出身の塩山氏のリーダーシップによって松坂屋とパルコの連携を密にする考えだ。
大丸心斎橋店では、新店長に浦和パルコ店長の米山由紀氏が就く。米山氏は大丸松坂屋出身で25年3月から浦和パルコ店長を務めてきた。大丸札幌店の新店長には、大丸東京店長の緒方道則氏が異動する。緒方氏はパルコ出身で、心斎橋パルコ店長を経て24年3月から大丸東京店長に就いていた。