ハースト婦人画報社の「エル・デコ(ELLE DECOR)」は、3月16日付けで日本版の新編集長に橋田真木が就任することを発表した。グローバルな視点と日本独自の美意識を掛け合わせた次世代のメディアを目指すという。
同誌は、世界28の国と地域で展開する圧倒的なネットワークを基盤に、高感度なデザインやライフスタイルを提案し、最新トレンドや、クリエイターの哲学を深く掘り下げたインタビューなどのコンテンツ力で支持を得ている。
橋田は今回の就任について、「いま私たちは、テクノロジーの進化や価値観の多様化の中で、改めて「自分らしい暮らし」を問い直す局面に立っているのではないでしょうか? そんな時代に、28の国と地域で発行されるグローバルメディア『エル・デコ』の日本版編集長という大切な役割を担うことになり、心から光栄に感じています」とコメントした。
そして今後の展望について、「これまで私は、幅広いテーマと向き合ってきました。そのなかで実感してきたのは、デザインは特定のジャンルに閉じたものではなく、常に時代の空気と呼応しながら、ライフスタイルのあらゆる場面に息づいているということです。特に日本は、繊細な美意識や素材へのリスペクト、余白のある思想など、世界に誇るべきクリエイションにあふれる国です。暮らしの至るところにもその価値が見出せます。こうした日本ならではの創造性を、『エル・デコ』が持つグローバルな視点と掛け合わせ、日常に潜む価値を広い視野をもってすくい上げていきたい。そして、これまで多様なジャンルと向き合ってきた経験を生かし、それぞれを横断しながら新たな視点で再構築し、魅力あるコンテンツへとつなげていくことが、これからの私の役割だと考えています。その姿勢を軸に、『エル・デコ』を発見と高揚感に満ちたメディアへと、さらに進化させてまいります」と語った。
橋田新編集長は大学卒業後、ニューヨークに留学。2002年、コンデナスト・ジャパン(旧日経コンデナスト)に入社。「VOGUE JAPAN」編集部でファッションおよびカルチャーを中心に担当。23年から同社「GQ JAPAN」編集部に異動し、スタイル&フィーチャーズ・ディレクターとしてライフスタイルやアート、ビューティなどを手掛けてきた。