3月16日発売の「WWDJAPAN」では、2026-27年秋冬ミラノ・ファッション・ウイーク詳報をお届けします。今季は、デムナによる「グッチ(GUCCI)」をはじめ、マリア・グラツィア・キウリ(Maria Grazia Chiuri)による「フェンディ(FENDI)」、メリル・ロッゲ(Meryll Rogge)による「マルニ(MARNI)」、さらにシルヴァーナ・アルマーニ(Silvana Armani)による「エンポリオ アルマーニ(EMPORIO ARMANI)」および「ジョルジオ アルマーニ(GIORGIO ARMANI)」など、注目のデビューが相次ぎました。創業デザイナーや前任者から何を受け継ぎ、どこに新しさを打ち出したのか。ショー前後に語られたインタビューとともに読み解きます。
トレンド面では、メンズに続いて「愛着」が一つの価値観として浮上しました。いま問われているのは、どれだけ上質かということだけではありません。着る人がその服に愛着を持ち、長く関係を築きたくなるかどうかです。今季のミラノは、思わず触れたくなる質感、時間の蓄積を感じさせる表情、記憶を呼び起こすノスタルジア、そして揺るがないブランドコードを通して、「愛着」を生むヒントを示しました。
あわせて、バッグ&シューズ専業ブランドの打ち出しや、海外有力店バイヤーによるコレクション評も掲載します。
一方、中国専門ジャーナリストの高口康太さんによる連載では、中国発の最新AIエージェントを検証します。小売りや旅行の領域で、AIに指示するだけでネット購入や旅行予約まで完了する――。そんな、従来のマーケティングの前提すら揺るがしかねない未来はどこまで近づいているのか。そのポテンシャルを探ります。
アトモス創業者・本明秀文さんによる人気連載「ノット スニーカーライフ」では、本明さんならではの視点と経験から商売のヒントを探ります。今回のテーマは「インターネットでは伝わらない五感の価値」です。五感を使って売れる予兆をつかむための視点を指南します。
(COVER CREDIT)
BRAND:GUCCI
PHOTO : ADAM KATZ SINDING ©FAIRCHILD PUBLISHING, LLC
ART DIRECTION & DESIGN : SUGURU NAGAHASHI
【付録:2026-27年秋冬東コレ開幕号】
また、同号では3月16日にスタートする26-27年秋冬シーズン「楽天 ファッション ウィーク東京(Rakuten Fashion Week TOKYO、RFWT)」の開幕号がついています。東京そしてファッション・ウイークは、新進デザイナーたちにとって大きな挑戦の場。今回は「WWDJAPAN」が注目する4つの参加ブランドのデザイナーへ事前インタビューを行い、このシーズンにかける思いを聞きました。
「ナゴンスタンス(NAGONSTANS)」と今回「RFWT」に初参加する「エンフォルド(ENFOLD)」を手掛ける植田みずきクリエイティブ・ディレクター、4年ぶりのショーを実施する「リュウノスケオカザキ(RYUNOSUKEOKAZAKI)」の岡﨑龍之祐デザイナー。またスペシャル対談として、2025年にブランドサポートプログラム「JFW ネクスト ブランド アワード 2026(NBA)」、東京都と日本ファッション・ウィーク推進機構(JFWO)が主催するファッションアワード「東京ファッションアワード 2026(TFA)」をダブル受賞したウィメンズブランド「ムッシャン(MUKCYEN)」の木村由佳デザイナーと、「NBA」の審査員を務めた滝沢直己「ナオキタキザワ(NAOKI TAKIZAWA)」デザイナーが登場。日本ブランドが目指すべき未来、そして次世代デザイナーの挑戦について語ります。
(COVER CREDIT)
PHOTOS : KAITO CHIBA (ENFOLD, NAGONSTANS, RYUNOSUKEOKAZAKI), YUTA FUCHIKAMI (MUKCYEN)
ART DIRECTION & DESIGN : CHIAKI SATO