第79回英国アカデミー賞(BAFTA)が2月22日(現地時間)、ロンドンのサウスバンク・センター(Southbank Centre)で開催された。レッドカーペットには、3年ぶりにウィリアム皇太子(William, Prince of Wales)とキャサリン皇太子妃(Catherine, Princess of Wales)が夫婦そろって出席した。
キャサリン妃は「グッチ」のツートンカラードレスで登場
キャサリン皇太子妃は、2019年2月に英国王室メンバーが着用していた「グッチ(GUCCI)」のドレスを再びまとって登場。ラズベリーピンクやローズ、深みのある紫の色合いを全体にあしらったドレスは、ギャザーを施した上半身と流れるようなシルエットのスカートが特徴で、アクセントとしてベルベット素材のベルトを添えていた。アクセサリーには、動きのあるシャンデリアイヤリングと存在感のあるカフブレスレットをチョイス。髪はサイドパートに分け、カールを効かせて肩から背中にかけて美しく流していた。
キャサリン皇太子妃が同イベントに出席するのは、2023年にウィリアム皇太子とともにレッドカーペットに登場して以来、約3年ぶりとなる。その際は、19年に使用した「マックイーン(McQUEEN)」のドレスをアップサイクルしたものを着用しており、同じ衣装を大切に着まわすという彼女ならではの王室らしいスタイルを体現していた。
長年にわたり出席してきた彼女が初めて同イベントに登場したのは、2017年にさかのぼる。公式な英国アカデミー賞デビューとなったこの年、当時ケンブリッジ公爵夫人だったキャサリン皇太子妃は、黒をベースに全面に花柄のディテールをあしらったオフショルダーの「マックイーン」のガウンを着用。同ドレスは2016年リゾート・コレクションに着想したデザインで、ダイヤモンドのシャンデリアイヤリングを合わせた華やかなスタイリングを披露した。
「マックイーン」は長年キャサリン皇太子妃の英国アカデミー賞のドレスデザインを手掛けてきたが、2018年の授賞式では、もう一人のお気に入りのイギリス人デザイナー、ジェニー・パッカム(Jenny Packham)が衣装を担当したこともある。当時第3子を妊娠中だったキャサリン皇太子妃は、深いネックラインと流れるようなシルエットが特徴の、深みのあるグリーンのガウンを選択。エメラルドの華やかなネックレスとイヤリングを合わせ、気品あふれるスタイルに仕上げた。
今回の授賞式では、俳優のアラン・カミング(Alan Cumming)が司会を務め、2025年の話題作を手がけたスターや制作陣が集結した。映画「ワン・バトル・アフター・アナザー(One Battle After Another)」が作品賞、監督賞、ショーン・ペン(Sean Penn)の助演男優賞などを含む最多6部門を受賞し、存在感を示した。「アイ・スウェア(I Swear)」はキャスティング賞のほか、ロバート・アラマヨ(Robert Aramayo)の主演男優賞とライジング・スター賞を獲得。「罪人たち(Sinners)」はウンミ・モサク(Wunmi Mosaku)の助演女優賞、脚本賞、作曲賞を受賞した。さらに、「フランケンシュタイン(Frankenstein)」はメイクアップ&ヘア賞、衣装デザイン賞、美術賞を受賞。「ハムネット(Hamnet)」は英国作品賞と、ジェシー・バックリー(Jessie Buckley)の主演女優賞に輝いた。