
トレンドは「愛着」
今回の特集は、2026-27年秋冬ミラノ・ファッション・ウイークです。今季は、デムナ(Demna)による「グッチ(GUCCI)」をはじめ、マリア・グラツィア・キウリ(Maria Grazia Chiuri)の「フェンディ(FENDI)」、メリル・ロッゲ(Meryll Rogge)が手掛ける「マルニ(MARNI)」、さらにシルヴァーナ・アルマーニ(Silvana Armani)が引き継いだ「エンポリオ アルマーニ(EMPORIO ARMANI)」および「ジョルジオ アルマーニ(GIORGIO ARMANI)」など、注目のデビューが相次ぎました。創業デザイナーや前任者から何を受け継ぎ、どこに新しさを打ち出したのか。ショーの前後のインタビューとともに読み解きます。
トレンド面では、メンズに続いて「愛着」が一つの価値観として浮上しました。いま問われているのは、着る人がその服に愛着を持ち、長く関係を築きたくなるかどうか。今季のミラノは、思わず触れたくなる質感、時間の蓄積を感じさせる表情、記憶を呼び起こすノスタルジア、そして揺るがないブランドコードを通して、「愛着」を生むヒントを示しました。(この特集は「WWDJAPAN」2026年3月16日号からの抜粋です)