ビューティ

ヘアオイルが大人気の「ロア」から、オーラをデザインする香水 “ロア オード パルファム”デビュー

ヘアオイルが大人気の「ロア」から、オーラをデザインする香水   “ロア オード パルファム”デビュー

フレグランス&ケアブランド「ロア(LOA)」から初となる香水“ロア オード パルファム (LOA EAU DE PARFUM)”が登場した。2月12日の発売から、わずか2週間で販売本数1万本を突破し、好調な滑り出しとなっている。

「ロア」は、香りを単なる“香り”としてではなく、個性やムードを形づくる“オーラ”として捉え、オイルやエマルジョン、バーム、ハンドウォッシュなど数々の製品をラインアップしてきた。機能・効能を前面に出すことの多い既存のサロン専売品とは一線を画して、香りの質に徹底してこだわり、パッケージやビジュアルもスタイリッシュに仕上げて注目を集めた。それにより、「サロンで香りを提案する」という文化を定着させた功績は大きい。

香水は、これまでサロンにはなかったカテゴリーであり、1万6500円という高価格も含め「ロア」にとっても新たな挑戦となる。“ロア オード パルファム”の発売を記念し、3月29日まで表参道クロッシングパークでポップアップイベントを開催しており、近々百貨店に常設店舗もオープン予定。さらなるファン拡大が多いに期待されると同時に、新領域となる香水がサロン体験に奥行きを与え、これまで以上の旋風を巻き起こす予感だ。

香りをただまとうのではなく
「佇まいとして残す」9種類の香り

“ロア オード パルファム”は、香りをただまとうのではなく「佇まいとして残していく」という発想から誕生した。香りは9種類(各30mL、各1万6500円)。ヘアオイル同様にレイヤードができ、自分だけの香りを創り上げることができる。

さらに、既存の「ロア ザ オイル」など「ロア」シリーズと組み合わせて使用することも想定した設計になっており、同じ香りをベースにオードパルファムをワンプッシュ重ねることで、香りにフレッシュさや奥行きが加わり、より複雑で立体的な香りを楽しめる“フレグランスブースター”の役割も担う。

価値ある新提案でサロンビジネスの
単価アップと利益拡大へ

「ロア」ブランドの主要製品である“ロア ザ オイル”は、2023年5月の発売以来、約2年半で累計販売本数400万本の大ヒットを記録する。「WWDBEAUTY ヘアサロン版ベストコスメ2025」でも、ヘアオイル部門とスタイリング剤部門で1位を獲得し、圧倒的な存在感を見せつけた。その仕掛け人が、同ブランドを展開するジェイドジャパンの田村純一社長だ。自身も美容師出身であることから、一貫しているのはサロンビジネスの単価アップと利益拡大。その中で、なぜ香水を発売するに至ったかを聞いた。

「本当は香水からブランドをスタートしたかった。ただ知名度もないのに、いきなり『ロアの香水です』と提案しても、美容師はそれがビジネスとして需要があるか分からない。まずは、一番需要のあるヘアオイルに上質な香りをつけ、パフュームオイルとして発売した。“ロア ザ オイル”が成功したことで、香りを切り口としたプロダクトがサロンでも提案できることが証明できて土壌も作れたので、いよいよ香水の発売に至った」。

「美容師を経て、営業をやる中で分かったのは、美容室の単価を上げ、利益を出していくためには、ある程度高額の製品が必要だということ。 “ロア オード バルファム”は1万6500円とサロンが扱う製品の中では高価格帯になるが、美容室は1〜2時間の接客時間があり、体験もしてもらえる。美容師が販売できれば、美容業界全体が潤うことになる」。

田村社長が次に狙うのが、サロンビジネスの幅を広げるギフト需要の喚起だ。「フレグランスアイテムはギフト人気が高い。ギフトとして購入できる製品をサロンに置くことで、新たなキャッシュポイントを生み、売り上げにも貢献できると思う。そのため、『ロア』はギフトボックスやリボンなどの販促物もしっかり用意している。地方には、代表的なギフト購入の場所である百貨店が身近にない所も少なくない。香水の発売を機に、サロンでギフトを購入するという習慣をもっと根付かせたい」。

香りをより深く立体的に楽しむための
「ロア」らしい使い方

“ロア オード パルファム”は、香水ランク最上級のパルファン処方で作られていることから、上質な香りが6時間続き、時間とともに表情を変えながら、余韻として残る。また、香水として、手首、肘の内側、首元、鎖骨周辺など、脈拍が感じられる体温の高い場所につけるだけでなく、「ロア」らしい使い方も楽しめる。

例えば、フレグランスブースターとして楽しめる。“ロア ザ オイル”をはじめ、既存の「ロア」アイテムと重ねて使用することで、香りにより深みが増し、立体感が生まれる。同じ香りで、オイル、エマルジョン、バームなどを展開する「ロア」らしい使い方だ。

手持ちのブラシに噴き付けると“パフュームブラシ”となり、それでブラッシングすればふんわりと髪に香りをまとわせ、髪が動く度に香りを楽しむことが可能になる。ヘアオイルやバームを使わない日や、香りを主張させるのではなく、気配としてまといたい時などにおすすめの使い方だ。

また、霧のように広がる独自設計のロングスプレーを採用。細かい粒子で香りが全体に広がるため、さっと噴きかけて香りを優しくまとうことができる。また、ルームスプレーとしても使いやすい。サロンでは、カットクロスやシャンプークロスに噴きかけ、印象づけることもできる。

これらの使い方や香りを実際に体験できるのが、3月29日まで東京・表参道クロッシングパークで開催されているポップアップイベントだ。edenworksが手掛けた、ラボラトリーのような洗練された雰囲気に、ネイチャーのエッセンスを重ねた特別な空間で、香りを「見て・触れる」ことができ、肌や髪にのせた際の余韻の変化まで、じっくりと体感できる。期間中は、「ロア」が展開するすべての香りを試すことができたり、ボトルへのイニシャル刻印によるパーソナライズサービスがあったりするほか、美容師によるヘアアレンジイベントも実施している。

自然体の魅力が光る八木莉可子さんを
ブランドアンバサダーに起用

「ロア」は25年12月1日より、俳優の八木莉可子さんをブランドアンバサダーに起用した。「彼女が持つ透明感・凛とした強さ・そして現代的な美しさは、『ロア』のコンセプトである“Life of Aroma -香りと生きる”と深く共鳴します」としている。ウェブサイトやインスタグラムでは、八木莉可子さんによる新たなビジュアルを段階的に公開しており、そこでは、香りと生きる世界観が表現されている。

「ロア」は、夏にシャンプー・トリートメントの発売、秋に“ロア ザ オイル”のプレミアムシリーズの発売を予定している。また、大丸福岡天神店、大丸芦屋店、ジェイアール京都伊勢丹、三越BGC(フィリピン)への26年内の出店が決定しており、表参道クロッシングパークの次は六本木ヒルズでポップアップイベントを開催するなど、ニュースが目白押し。サロン専売ブランドの枠を超え、旬のビューティブランドとして目が離せない存在だ。

TEXT:YOSHIE KAWAHARA
問い合わせ先
ジェイドジャパン
03-6804-2743