ゲオホールディングス傘下で、全国900店舗以上の実店舗とオンラインストアで中古品の買取と販売を行うリユースショップが「セカンドストリート(2ND STREET)」だ。中古品や古着の売買が活発になる中、同社の2025年下半期の好調要因や売れ筋ブランドについて、近藤孝英セカンドストリートリユースバイヤー(カジュアル衣服)と南航太ゲオHD広報課に聞いた。(この記事は「WWDJAPAN」2026年2月23日号特別付録「ビジネスリポート2025年下半期」からの抜粋です)
WWD:2025年下半期の商況は?
近藤:物価高騰にともなう賢い消費意識が定着し、二次流通に追い風が吹いている。若年層を中心に古着熱がさらに高まっており、下半期の売上高は前年同期比で2ケタ近く伸長。客単価も客数も前年を超えている。夏の暑さが長引いている影響で、特にメンズの夏物の在庫が足りない状況が続いている。単なるブームを超えてリユース品の選択が一般化したこと、アーカイブ品や過去の名作を所有する価値観が若い世代の間でさらに高まっていること、円安が続き海外客の来店が増えていることなどが要因だ。希少性の高いビンテージを買って自身のSNSで発信することが、インフルエンサーに限らず定着していると感じる。
WWD:購買動向に変化は見られた?
近藤:古着が持つ歴史や風合いに注目して買っている層が多かったが、市場が広がって資産価値やリセールバリューが高まったことによって、「着た後に高く売れるか?」という判断基準に変わってきている。これがデザイナーズやストリート系ブランドの価格高騰につながっている。
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