
ロンドンは”マッシュアップ”が新潮流
NYはリアリズムを進化
今季のロンドンを象徴するのは、20周年を迎えた「アーデム(ERDEM)」です。英国的な美意識や独自のロマンチシズムを”マッシュアップ(解体)”し、現代の文脈で編み直す姿勢は、独立系ブランドが進むべき成熟の姿を示しました。このように「らしさ」を異なる要素と衝突させ、進化させるアプローチが主流となっています。
一方、ニューヨークでは3つのキーワードが浮上。日常着に装飾を添えた「エンパワリング・リアリズム」、古着を現代視点で再定義する「リ・ヒューマナイズド・クラシックス」、そして社会情勢への意思表明としての「ステートメント・ドレッシング」に注目です。(この特集は「WWDJAPAN」2026年3月9日号からの抜粋です)