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ヒューマンメイド、通期営業利益は前期比42.5%増 上場後初の通期決算

ヒューマンメイドの2026年1月期(25年2月〜26年1月)通期業績は、売上高が前期比26.8%増の142億円、営業利益が同42.5%増の45億円、純利益が同38.2%増の29億円だった。昨年11月に東証グロース市場に上場後、初の通期決算発表となった。

国内外でのブランド認知の高まりを背景に、多品種・少量生産によって希少性を担保するMDコントロール、話題性のあるコラボによって、売上高、営業利益を順調に伸ばした。特に第4四半期(11月〜1月)の売上高は前年同期比58.7%増の43億円で、四半期売上高としては過去最高となった。10月から11月にかけて「ポケモン」やBTSのj-hopeとのコラボにより、ECのアクセス数が大幅に増加したことも寄与した。

通期の営業利益率は28.2%から31.7%へと上昇した。需要の高まりに応じて平均販売価格は前期比14%値上げした一方、海外生産シフトによって商品原価上昇は2%程度に抑制し、売上総利益率の改善につなげた。第4四半期は上場関連費用など一過性費用が発生したため営業利益率が低下したが、「その期間を除けば、30%台半ばの高い水準を維持している」と柳澤純一・取締役CFOは強調する。

27年1月期の通期業績予想は、売上高が前期比29.6%増の185億円、営業利益が同5.9%増の48億円、純利益が同12.2%増の33億円を計画する。次年度以降の成長に向けた「仕込みの1年」と位置づけ、投資を加速する。まず国内では東京・原宿に旗艦店を出すほか、秋頃には名古屋にもオープンする。海外展開ではタイ・バンコク、韓国・ソウルのロッテワールドモールに出店する。さらに中国と米国ではすでに現地法人設立を完了しており、28年1月期中の本格的な事業開始に向けて準備を進める。これらに係る開業準備費や人件費など合計で約10億円程度の先行費用を見込む。

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