
アディダスジャパンは、サッカー日本代表の2026年アウェイユニホームを発表した。3月20日18時から公式オンラインショップおよびアプリで発売し、21日から直営店および全国の取り扱い店舗で順次展開する。
同社は6月に開幕するワールドカップ北中米大会に向け、サッカーを競技の枠を超えたカルチャーとして捉える姿勢を一層強化。2025年から継続するキャンペーンテーマ“LIBRE(リブレ)”を軸に、選手やファンがプレッシャーや固定観念といった見えない束縛から解き放たれ、自分らしさを表現する世界観を打ち出す。

今回のアウェイユニフォームのコンセプトは“COLORS(カラーズ)”。オフホワイトのボディを白いキャンバスに見立て、選手たちイレブンを指す11色のストライプで個性の多様性を表現した。中央に配した赤は日本の象徴であり、選手とサポーターの誇りを示す。ストライプはあえて途切れたデザインとすることで人間1人では足りない“不完全さ”を内包しながら、個が重なり合うことで強さを生むチーム像を体現した。
注目すべきは、1995年以来サッカー公式ユニホームでは初となるトレフォイルロゴが採用された点だ。サッカーとストリートカルチャーの歴史的関係性へのリスペクトを示すと同時に、ユニホームをファッションとして日常に取り入れる潮流を踏まえた提案となる。モノクロ仕様のヤタガラスを用いたJFAエンブレムや、ヘリンボーン調のスリーストライプスなど、古着のようなクラシカルな要素も随所に取り入れた。
機能面では、3Dボディマッピングに基づく高通気エンジニアードメッシュを採用し、汗を効率的に吸収・拡散する。さらに「クライマクール+」素材により高い透湿性を実現し、プレー中の快適性を高めた。選手着用モデルにはトレフォイルのオーセンティックバッジを配し、パフォーマンスとファッション性を両立する。
キャンペーンビジュアルには南野拓実を起用し、サッカーが日常に溶け込むライフスタイルとしての側面を表現した。観戦や応援のスタイルも含め、多様な楽しみ方を提示する。ローンチに合わせ、ロサンゼルスではグローバルイベントを開催。音楽やストリートカルチャーと融合した没入型の演出で新ユニホームを披露した。また日本国内では、東京・下北沢のブルックリンロースティングカンパニーにて、アメリカ文化をテーマにしたキオスク展示イベントを実施。フォトスポットや来場者向けノベルティ企画も用意する。
価格はオーセンティックユニフォーム半袖が1万8700円、レプリカモデルが1万3200円など。キッズサイズや長袖モデルもラインアップする。ワールドカップを前に、競技とファッション、カルチャーを横断する新たなムーブメント創出を目指す。