1994年に大阪・アメリカ村で古着店として創業したウィゴーは、アメリカ村と下北沢の古着専門店「ウィゴー ヴィンテージ」を含め、現在17店で古着を展開する。サスティナブル事業部の中島隆博部長に商況と顧客動向、トレンドを聞いた。(この記事は「WWDJAPAN」2026年2月23日号特別付録「ビジネスリポート2025年下半期」からの抜粋です)
WWD:二次流通市場の現状についてどう捉えている?
中島:今後も拡大し、消費行動として定着していく。フリマアプリなどの利便性は高く、利用者は増加傾向にある。一方、US古着は高騰の影響で横ばい、ビンテージは高単価化が進み、購入層が限定されつつある。
WWD:2025年下半期の商況は?
中島:夏は苦戦傾向にあったが、秋以降に持ち直し、前年並みに推移した。夏はバンドTシャツが好調に売れていた反面、トレンドの潮目で意図的に仕入れを絞ってしまい、売り上げを逃した。ポロシャツなどは絞り込みすぎたと反省し、26年は拡充する。9月以降は意図的に安価なスエット商材を古着展開のない店舗に投入し、裾を広げたところ当たった。1999円のスエットを30店ほどで拡大販売したところ好調だった。
WWD:好調なアイテムは?
中島:「カーハート」は引き続き強い。客層が広く、国内から海外まで、年齢層の幅も広い。まだ人気は続くと踏まえ品揃えを強化している。10月以降は例年よりも「カーハート(CARHARTT)」のジャケットを早めに展開したところ、単価引き上げをけん引した。プリントスエットはある程度市場で流行った後に定番化して、落ち着いた印象。ハーフジップニットもよく動いた。年末年始は「パタゴニア(PATAGONIA)」のフリースアイテムを探す姿が非常に増え、「エルエルビーン(L.L.BEAN)」「コロンビア(COLUMBIA)」なども良かった。アウトドアアイテムが好調な一方で、スポーツブランドは落ち着いてきた。ブランド軸での売れ方が顕著で、価格やブランドの訴求ポイントが明確でないと購買につながりにくい傾向にある。
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