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ワコールHD4〜6月期は増収減益 欧米事業は伸長するも国内が苦戦

ワコールホールディングス(HD)の2027年3月期第1四半期(4~6月)は、売上高に相当する売上収益は前年同期比8.8%増の489億500万円、事業利益が同34.3%減の15億7800万円、営業利益は、固定資産売却益167億6200万円を計上した反動により同90.8%減の18億1200万円だった。

国内ワコールの売上収益は同2%減の218億1700万円、事業損失が2億7500万円(前年同期は6億400万円の事業利益)だった。高級ライン「ユエ(YUE)」やスポーツコンディショニングウエアの「CW-X」は好調だったが、主軸ブランドの「ワコール(WACOAL)」や「ウイング(WING)」に加え、「アンフィ(AMPHI)」が苦戦。自社、他社ともにECは伸長したが、実店舗は得意先の販促施策の縮小をはじめ、気温の低さや台風の影響を受けた。

海外ワコール事業は、売上収益は同23.3%増の227億3500万円、事業利益は同10.1%増の17億8500万円と増収増益だった。米国ワコールは、24年に買収したグラモライズ社の売上高が寄与。百貨店や専門店は苦戦したが、ECが売上高をけん引した。欧州ワコールは、昨年同期に発生した英国ブラヴィッシモ・グループの火災による売り上げ減少の反動に加え、EC・直営店が伸長。中国ワコールは、販促強化や商品構成の見直しにより実店舗は堅調に推移したが、不採算店舗の撤退やECセールの苦戦により苦戦した。

ピーチ・ジョンは売上収益が同4.1%増で28億9700万円、事業利益が同36.4%減で700万円だった。“ナイスバディブラ”などの定番商品が好調に推移し、直営店とECともに堅調だった一方で、プロモーション費用の増加が利益を圧迫した。

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