欧米企業のトップは莫大な報酬を受け取っているケースが少なくない。日本でもそうしたケースが増えてきたが、高額になるのは業績に連動した株式報酬やインセンティブ報酬が組み込まれていることが主な要因だ。一般的な従業員の給与との乖離はすさまじいものの、激務をこなす最高経営責任者(CEO)や経営幹部のやる気を引き出すために有効な手段であることは間違いないだろう。ここでは、米国証券取引委員会の資料に基づいて米「WWD」が選出した2025年度の米アパレルおよび小売企業CEOらの高額報酬ランキングトップ10と、各社の最新情報をまとめた。
【1位】
エリオット・ヒル(Elliott Hill)
ナイキ 社長兼CEO
3634万ドル(約56億円)
前年比:39.7%増
スポーツ業界で首位のナイキ(NIKE)だが、ここ数年は成長が鈍化。2025年5月期は減収減益に転じ、26年5月期の業績は売上高が前期比0.2%増の463億9800万ドル(約7兆2380億円)、EBIT(利払前・税引前利益)は同1.9%増の38億5000万ドル(約6006億円)、純利益は同3.4%減の31億800万ドル(約4848億円)と苦戦が続く。ヒル社長兼CEOは24年10月に着任し、卸の強化やコスト削減などの再建策に取り組んでいる。
【2位】
ダグ・マクミロン(Doug McMillon)
ウォルマート 前社長兼CEO
2924万ドル(約45億円)
前年比:6.7%増
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