
2021年に「WWDJAPANサステナビリティ・ディレクター養成講座」としてスタート。半年間にわたりファッション産業におけるサステナビリティを体系的に学ぶ連続講座です。
「WWDJAPAN サステナビリティ・コネクト 2026」は、ファッションを入り口に、産業と生活者をつなぎ直す循環の実務を、第一線で動く実践者とともに考える全 5 回の連続講座です。
今回、講師をお願いするのは、小売り、繊維商社、産地、素材メーカーと、循環のそれぞれ異なる現場を動かしてきたリーダーたちです。自社の取り組みを、競合も同席する場で率直に語ってくださる その一つひとつが、教科書では学べない知になります。
各回は、前半に講義、後半に参加者を交えた対話を置き、会期を通じては専用のグループチャットで日常的に交流できる仕組みも用意しました。手を動かし、人とつながりながら、5 カ月をかけて前に進む設計です。
サステナビリティの推進は、社内で少人数、時に一人で担われることも多く、前例の少ない領域だけに、判断の拠りどころや相談相手を社外に求めにくい。そうした声を、私たちは数多くうかがってきました。
本講座は 2021 年、そうした担当者が集い、学び、つながる場として立ち上がりました。以来、業界の内外から参加者が集い、課題に共に向き合うコミュニティを育んでいます。
推進室の担当者はもちろん、デザイン、MD、品質管理、営業、マーケティング、店頭、物流、リサイクル現場など、部署の名前はサステナビリティでなくても、実務で深く関わる人が増えています。
ファッション業界の内も外も問わず、循環型のビジネスに関わるすべての方に開かれた講座です。皆さんの参加をお待ちしています。
この講座で得られる3つのこと
一般論ではなく、現場で推進してきた当事者の判断と失敗を、競合も同席するクローズドな場だからこそ聞けます。認証や欧州規制への対応、社内の巻き込み方まで、明日から動ける具体を持ち帰れます。
毎回同じ30人が5カ月をともにします。各回で参加者が入れ替わらない設計だからこそ、単発のセミナーでは生まれない関係が育ちます。専用チャット、毎回の対話が、その土台になります。
サステナビリティはファッションだけの課題ではありません。生活者とつながり、他産業とも地続きであるこの領域を、自社の一歩に引き寄せて考える5カ月です。
学びを支える3つのプラットフォーム
各回テーマを設け、前半は実務家による講義でインプット。後半は、その課題について参加者を交えて掘り下げます。企業の垣根を越えた対話は、サステナビリティとビジネスの両輪を回すために欠かせません。
後半のワークショップは、自社の課題を持ち寄り、参加者と講師でともに考える時間です。会期中には自由参加の課外授業を1回挟み、現場で循環の実際に触れます。
参加者専用のグループチャットを開設します。「WWDJAPAN」の記者が最新情報を共有するほか、参加者同士の交流や意見交換にご活用いただけます。会期中はもちろん、講義の時間外もつながり続けられます。
このような人におすすめ
サステナビリティ領域に従事する方
企業やブランドの事業推進担当
CSRや経営理念を考え、実践する方
ファッション業界とつながりたい異業種の方
過去の参加企業
グローバルSPA、外資ラグジュアリー、大手小売、商社、国内アパレルメーカー、スポーツメーカー、セレクトショップ、デベロッパー、ビューティ企業、教育機関、スタートアップ、金融機関、コンサルティング会社などファッションを取り巻く幅広い企業が参加
過去の受講者の声
自社の発展はもとより、アパレル産業の復興をどのように成し遂げていくか、その一助となれるように、皆様とともに官学民で連携していきたいと思いました。(セレクトショップ)
講義はもちろん異業種の方々から多くの学びと気づき、繋がりをいただき、とても有意義な機会となりました。(デベロッパー)
他社の状況や企業としての方針を知り、改めて自社の取り組み状況を見直すきっかけになった。社内で啓蒙していく際に実例を用いながら話が出来るようになった。(スポーツウエア専門メーカー)
好きなものを仕事としている参加者たちの「良くしていきたい」というパッションがものすごい。(AIサービス開発)
プログラム
循環ファッションとは?
―― サステナビリティを学ぶ意味を、とらえ直す
直線型から循環型へ、ファッション産業は大きな転換の途上にあります。しかし現場では、何から手をつけ、なぜ取り組むのかを見失いがちです。この数年で業界に何が起き、循環ファッションはどこまで来たのか。その現在地を見渡し、生まれつつある新たな課題を、裏返しのビジネスチャンスとしてとらえ直します。産地から売り場、政策の現場までを20年以上取材してきたディレクターが、続く4回で深めるテーマの全体像を示し、5カ月を投資する意味を明らかにします。
推進する、とはどういう仕事か
―― 小売りと商社、二つの現場から
「やった方がいい」と社内の誰もが分かっている。それでも、日々の事業活動とサステナビリティをどう噛み合わせるかは、推進担当者に共通する難所です。この回では、立場の異なる二人の実務家が、推進室で実際に何をしてきたかを具体的に語ります。前半はそれぞれの現場から、後半は「どう社内を巻き込むか」を主催者を交えたクロストークで掘り下げます。推進室を任されたばかりの人も、他部署から関わる人も、明日の一歩が見つかる回です。
世界と渡り合うための、テキスタイルの知
―― 規制・認証の、その先にある価値
サステナビリティを推進するほど、認証や欧州規制への対応は避けて通れなくなります。ただ、そこで数値や手続きに追われるうちに、なぜものづくりをしているのかという足場を見失いがちです。年間200以上の工場を訪ね、海外のバイヤーと産地をつないできた宮浦氏が、日本の職人技が世界からどう評価されているか、産地に眠るポテンシャルはどこにあるかを読み解きます。その上で、認証取得の難しさや規制情報が産地に届かない現実と、それをどう越えるかまでを具体的に示します。
大きなスケールで、循環型の未来を描く
―― データがつなぐ、産業を越えた基盤づくり
製品の情報が国境を越えて扱われる時代、その情報をどこが握るのかは、個社、一つの産業だけの問題ではありません。DPPをはじめとする制度が進むなか、日本はどんな循環型を主体的に描くべきか。この回では、国全体のデータ連携基盤の上に、繊維という一産業をどう接続していくかという構想を軸に、産業を越えて循環をとらえる視座を堀野さんが示します。基盤を「協調領域」と「競争領域」に分ける設計思想、そこから広がる業界を越えた共創、そして各社が今から準備できることまで。ファッションの一歩を、より大きな絵の中に位置づけ直す時間です。
学びを、成果に変える
―― 金融など異業種のゲストからフィードバックを受ける
最終回は、参加者が主役です。この5カ月で見えたことを成果としてまとめ、発表します。聞き手となるのは、金融をはじめ、ビジネスを支える異業種のゲスト。ファッションの内側だけでは得られない角度から意見を受け取ることで、学びは机上の知識から、社内で動かせる実践へと近づきます。経営や投資家をどう説得するか——その手応えをつかんで、講座を締めくくります。
【募集概要】
日時
2026年9月25日(金)14:30開講
※開始15分前より会場受付
開催方法
会場
※講義のオンライン配信はございません
会場
G.Itoya 10F HandShake Lounge
〒104-0061 東京都中央区銀座2-7-15
銀座 伊東屋 本店10階
募集人数
先着30名
※おひとり様が継続してご参加ください
募集期間
~2026年9月17日(木)17:00
※定員に達し次第、終了となります
参加料金
一般価格:132,000円
過去のサステナビリティ講座参加者:99,000円(別途クーポンコード進呈)
※表示価格は1名様分、税込です
※過去の講座参加者とは「サステナビリティ・ディレクター養成講座」(2021、22年)、「サステナビリティ・コネクト」(2023、24年)が対象です
※過去の講座参加者は別途クーポンコードを進呈いたしますので、運営担当者までご連絡ください
※お支払い方法はクレジットカード払い、または銀行振込(請求書発行)となります
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