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ビューティ企業29社のトップインタビューから見えた「2026年に成長するための4つのキーワード」

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ビューティ企業29社のトップインタビューから見えた「2026年に成長するための4つのキーワード」

今回のビューティカテゴリーのトップインタビューからは、「海外市場」「人材育成」「デジタル・AI」「店づくり」という4つのキーワードが導き出された。海外市場は軒並み好調で、海外に拠点をつくる動きも見られた。国内に旗艦店をオープンする企業も複数あり、世界観の発信や製品・サービスの“体験”がより重要視される流れがある。そうした拡大路線の一方で、その基盤を支える人材の育成、業務に効率化をもたらすデジタルにも注力する企業が目立った。(この記事は「WWDJAPAN」2026年1月26日号からの抜粋です)

1. Overseas Market
【 海外市場 】

東〜東南アジアを中心に展開を広げる

全体的に見て多くの企業で、製品展開する国と地域の数が増えている。約100カ国で事業を展開するロート製薬では、「総じて堅調で、インドネシアやベトナムなどは2ケタ成長だ。他にも、タイは買収した『タン(THANN)』との取り組みも含め今後に期待しており、マレーシア、ブラジルにも可能性を感じている」と瀬木英俊社長。今後については「人の成長への投資とグローバル展開を加速させる。『肌ラボ(HADALABO)』、『Hada Labo Tokyo』は約60カ国、目薬事業も45カ国まで広がっている。さらに30年頃までに累計約500億円規模のM&Aも視野に入れ、次の成長を確実なものにしていく」と話す。

花王・カネボウ化粧品のアジア強化施策では、中国の富裕層をターゲットとし、中国と日本の間で通過点となるトラベルリテールにタッチポイントを置くことで、旅行中に自然と購買意欲を促進する流れを設計した。内山智子・花王 上席執行役員 化粧品事業部門長 カネボウ化粧品社長は「『カネボウ(KANEBO)』と『ケイト(KATE)』が実施したタイでの大型プロモーションでは、両ブランドを横串で管理するチームを発足。プロジェクトをグローバル一体運営で進行したところ、ローカライズの深化にもつながった」と話す。

マッシュビューティーラボの豊山YAMU陽子社長は、「26年は『グローバル元年』としたい」と注力の意向を表明。「『スナイデル ビューティ(SNIDEL BEAUTY)』は24年に韓国に出店、25年には香港のセレクトショップでの取り扱いが始まり、今後さらに海外展開を加速する」と語った。さらに「中長期的には『コスメキッチン(COSME KITCHEN)』の海外出店も検討している」という。

店舗展開に関しては、シロは25年4月、韓国・聖水に旗艦店「SHIRO Seongsu(聖水)」をオープンした。福永敬弘社長は「オープンから2日間で約2500人のお客さまに来店していただき、1億ウォン(約1000万円)の売り上げとなった。12月には韓国2号店をロッテワールドモール内にオープンしたが、今年はさらに5〜6店舗をオープンする予定」と、韓国市場が持つポテンシャルに期待している。

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