ファッション
特集 メンズ47ブランドが提案するシャツスタイル 第6回

各ブランドはシャツをどう提案する?47ブランドの26年春夏の推し“シャツスタイル” PART3

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各ブランドはシャツをどう提案する?47ブランドの26年春夏の推し“シャツスタイル” PART3

今号では各ブランドへのヒアリングに際して「夏を快適かつスタイリッシュに乗り切るシャツスタイル」というテーマを設定。アパレル企業や大手セレクトを中心に、ドレスからカジュアルまで47ブランドに一押しのスタイルを聞いた。(この記事は「WWDJAPAN」2025年12月8日号からの抜粋です)

スタイル一覧

ポール・スミス(PAUL SMITH)

エジプトへの旅の記憶をめぐる
軽やかでノスタルジックな世界

メーンに据えるのは、ポール(Paul Smith)自身のエジプトへの“旅の記憶”をたどるコレクション。北アフリカへの旅情をくすぐる古着調のジャケットやアースカラーのアイテムを中心にラインアップする。前シーズン好評を博した「バブアー(BARBOUR)」との協業では、“フィッシング”をテーマにジャケット、シューズ、Tシャツを含むカプセルコレクションを発表する。

ポール・スチュアート(PAUL STUART)

麻やカラミ織素材で
軽快なセットアップ

「カーム・エレガンス」をテーマに、セットアップやチョアジャケットなどを提案。スーツからセットアップへの切り替えが進んでいることから、これまで以上の軽さ、通気性、イージーケアなどを意識。赤やパープルなどの色を使いながら、麻やカラミ織素材(2本の経糸をより合わせて緯糸を絡ませるように織ることで、網目状の隙間を生む生地)で軽やか。

「サイコバニー(PYCHO BUNNY)」

清涼感のある夏スタイルで
街でもビーチでも自由に

アメリカの西海岸や東海岸のビーチやリゾートをイメージ。キーアイテムのポロシャツには、オリジナルのバンダナ柄などをのせた。あせたネイビー、フラミンゴやサンゴのピンク、ラベンダー、一部にはネオンカラーなど、豊富な色展開。スパンコールやスタッズ風のメタルビーズなどを使ってロゴを表現したり、プリント技法に凝ったりしたアイテムも多い。

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