
2月6日からスタートするミラノ・コルティナ冬季オリンピック・パラリンピック。今回もこのスポーツの祭典を「WWDJAPAN」的視点で紹介!選手たちのウエアや衣装やファッション&ビューティ企業の取り組みや関わりなど、ファッション&ビューティ業界も注目する選手、大会とファッションの意外な接点まで、さまざまな視点で切り込みます!
ミラノ・コルティナ冬季オリンピックのWWD的トピックス
スノーボード女子ビッグエアで村瀬心椛選手が金メダル TOKIOインカラミ所属でヘアサロン業界も祝福
(2026.2.10)

ミラノ冬季五輪で日本時間2月10日、スノーボード女子ビッグエア決勝が行われ、村瀬心椛選手が金メダルを獲得した。オリンピックのスノーボードで、日本の女子選手が金メダルを獲得したのは初の快挙。村瀬選手はヘアサロン向けヘアケアブランド「TOKIOインカラミ」のスノーボード部所属。2022年に行われた北京オリンピックでは、ビッグエア種目で銅メダルを獲得。フィギュアスケート・浅田真央選手の日本人の冬季五輪女性最年少メダリストの記録を塗り替えた。>>詳細はこちら
開会式で歌唱したマライア・キャリーの衣装は「ロベルト・カヴァリ」
(2026.2.7)

ミラノ・コルティナ冬季オリンピック開会式が現地時間2月6日(日本時間7日未明)に行われ、マライア・キャリー(Mariah Carey)が登場。マライアは「ロベルト カヴァリ(ROBERTO CAVALLI)」のカスタムメイド衣装を着用し、イタリアで愛される「Nel Blu Dipinto Di Blu(Volare)」をイタリア語で熱唱したほか、自身の代表曲のひとつ「Nothing Is Impossible」を披露した。>>詳細はこちら
ミラノ冬季五輪開会式、イタリア国旗をイメージしたエレガントな演出 故ジョルジオ・アルマーニが関与
(2026.2.7)

「ミラノ・コルティナ 2026 冬季オリンピック」の開会式が、2月6日(日本時間2月7日)にイタリア・ミラノのサン・シーロ・オリンピックスタジアムで開催された。今回の開会式には、昨年9月に亡くなったファッションデザイナーのジョルジオ・アルマーニ(Giorgio Armani)が深く関与している。式典では、イタリアの国旗の色である緑、白、赤、それぞれを基調とした「ジョルジオ アルマーニ(GIORGIO ARMANI)」のパンツスーツを身にまとった60人のモデルが色ごとに3つのグループに分かれ、パレード。イタリア国旗を運んだモデルのヴィットリア・チェレッティ(Vittoria Ceretti、「ジョルジオ・アルマーニ」2026年春夏キャンペーンのモデルも務めた)は、「ジョルジオ アルマーニ プリヴェ(GIORGIO ARMANI PRIVE)」の特注の白いロングドレスを着用した。>>詳細はこちら
「アシックス」初のランウエイショー ミラノ冬季五輪開幕日に日本選手団へエール
(2026.2.6)

「アシックス(ASICS)」は2月6日、ミラノ・コルティナ冬季五輪の開幕に合わせ、「ASICS PRESENTS: TEAM JAPAN RUNWAY SHOW 2026」と題したファッションショーを開催した。今回の冬季大会で日本選手団のゴールドパートナー(パラリンピックではオフィシャルパートナーと呼称)として、“チームジャパン”にエールを送り、応援の輪を広げることが目的。ブランドとしてランウエイショーを実施したのは初めてとなる。>>詳細はこちら
ミラノ冬季五輪直前イベントで学生デザイナーによるショーを開催
(2026.2.6)

ミラノ・コルティナ冬季五輪の直前イベントとして、国際オリンピック委員会(IOC)は冬季オリンピックファッションショーケースをミラノにある公式ホスピタリティー会場のクラブハウス26で開催した。同イベントではブレラ美術アカデミーファッションデザイン修士課程の生徒たちによる特別限定コレクションも披露。ウィンタースポーツに着想を得て次世代のファッションデザイナーを目指す学生が作り上げたルックを披露した。>>詳細はこちら
「オークリー」が初の公式アパレルスポンサーに就任 ミラノ冬季五輪の一部選手にもギアを提供
(2026.2.05)

「オークリー(OAKLEY)」はこのほど、ミラノ・コルティナ冬季オリンピックに参加するカナダおよびフィンランド代表フリースタイル・スノーボード連盟の公式アパレルスポンサーに就任した。同ブランドがナショナルチームと公式アパレルスポンサーシップを契約するのは今回が初めて。併せてニュージーランド代表フリースタイル・スキー選手にも競技専用に設計したギアを提供する。>>詳細はこちら
各国ユニホーム&開会式衣装が集結 選手がファッションショー
(2026.2.05)

国際オリンピック委員会(IOC)はミラノ・コルティナ冬季五輪の直前イベントとして、ミラノにある公式ホスピタリティー会場のクラブハウス26で冬季オリンピックファッションショーケースを行った。同イベントでは各国の競技用ウエアや開会式衣装などをまとい、選手たちがランウエイを歩く姿を披露。ブレラ美術アカデミーファッションデザイン修士課程の学生たちによる特別限定コレクションも紹介し、ファッションの街・ミラノらしい直前イベントで会場を盛り上げた。>>詳細はこちら
ミラノ冬季五輪のモンゴル代表公式ユニホームが「おしゃれ」と話題に
(2026.2.05)

2月6日から22日までイタリアで開催される「ミラノ・コルティナ 2026 冬季オリンピック」のモンゴル代表チームのユニホームが発表され、SNSで「素敵」「おしゃれ」「美しい」と話題になっている。同ユニホームは、13~15世紀の伝統的な衣装からインスピレーションを得て、機能的なスリットスカートやモンゴルのカシミヤを使用したマフラー、アルペンスキーセーターなど、現代的なデザインに仕上げた。>>詳細はこちら
“編み物王子”トム・デーリーが英国代表にニットを提供
(2025.12.02)

競技の合間に編み物をする姿から“編み物王子”の愛称で呼ばれた飛び込み競技の元イギリス代表選手で五輪メダリストのトム・デーリー(Tom Daley)氏が、イギリスのメンズウエアブランド「ベン シャーマン(BEN SHERMAN)」と協業しイギリス代表チームのための特別なニットアイテムを制作する。アイテムは、イギリスの国旗ユニオンジャックのカラーで編み上げた手編みのマフラーとニット帽。グレートブリテンの頭文字である「GB」ロゴ、雪の質感や冬の山岳風景から着想した立体的なケーブル編みなど、デーリーらしいユニークで大胆なデザインに仕上がっている。これらのアイテムは、開会式と閉会式で国旗を掲げる旗手が着用する公式アイテムとして採用される予定だ。>>詳細はこちら
開会式では故ジョルジオ・アルマーニ氏をトリビュート
(2025.10.27)

オリンピック開会式では、ファッション界の帝王で今年10月4日に91歳で逝去したジョルジオ・アルマーニ(Giorgio Armani)氏のトリビュートが行われる。組織委員会のジョヴァンニ・マラゴ(Giovanni Malago)会長は、「ミラノ市、そしてイタリア全体が彼の功績を称えたいと考えている」とコメントしている。 >>詳細はこちら
アシックス、26年ミラノ・コルティナ、28年ロサンゼルスの両五輪で日本選手団パートナーに
(2025.5.29)

アシックスは、2021年に開催した東京、24年のパリのオリンピック・パラリンピックに続き、26年のミラノ・コルティナ冬季、28年のロサンゼルスの両オリンピック・パラリンピックで、引き続き日本選手団のゴールドパートナー(パラリンピックではオフィシャルパートナーと呼称)を務める。スポーツアパレル、スポーツシューズ、スポーツギアの領域で、「パフォーマンスとサステナビリティの両立」を追求した製品を開発、日本選手団に提供する。>>詳細はこちら
「ルルレモン」「ラルフローレン」「アシックス」……
各国ユニホームはこのブランド!

競技や選手たちの活躍はもちろんのこと、それぞれの国を象徴するデザインを取り入れたウエアにも注目だ。特に冬季五輪は防寒や体温調整、動きやすさなどの機能性とデザイン性を両立させたアイテムが多い。ここでは各国代表が着用するユニホームを随時紹介します。
【日本】
アシックス、ゴールドウイン

8年ぶりの冬季五輪のウエアは“パフォーマンスとサステナビリティの両立”がテーマ
「アシックス(ASICS)」が冬季五輪のウエアを手掛けるのは8年ぶり。コンセプトは、パリオリンピック・パラリンピックに引き続き“パフォーマンスとサステナビリティの両立”で、コンディショニングとサステナビリティ、ダイバーシティという3つのテーマで開発した。また、メインカラーは前回大会と同じく“チームジャパン レッド”と“サンライズレッド”を組み合わせたグラデーションで、日本の伝統的な流水文様をベースに選手の芯の強さを表現したオリジナルグラフィック“RYUSUI”を落とし込んでいる。

スキー日本代表チーム「SNOW JAPAN」のユニホームを提供
全日本スキー連盟とのオフィシャルユニホームサプライヤー契約に基づき、スキー日本代表チーム「SNOW JAPAN」のモーグル・スキークロス・エアリアルの選手が着用するオフィシャルユニホームは「ゴールドウイン(GOLDWIN)」が提供する。新たなユニホームは選手からの意見やフィードバックをもとに、見映えや出来栄えが勝敗を左右する競技特性に合わせて多機能かつ審美性を兼ね備えた。戦国時代の武将からインスピレーションを得て作られた色「紅辰砂(べにしんしゃ)」を採用している。
【イタリア】
エンポリオ アルマーニ

スポーツライン「EA7 エンポリオ アルマーニ」で自国開催の冬季五輪を彩る
「エンポリオ アルマーニ(EMPORIO ARMANI)」のスポーツライン「EA7 エンポリオ アルマーニ(EA7 EMPORIO ARMANI)」を着用するイタリア代表。「エンポリオ アルマーニ」とイタリア代表の縁は2012年のロンドン五輪から始まり、今回で夏冬7大会連続の提供となるほか、22年からはイタリア冬季スポーツ連盟(FISI)のオフィシャルテクニカルアウトウエアとのコラボレーション契約も結んでいる。今回の公式ウエアはクリーンなライン、高機能素材、イタリアのアイデンティティと誇りを表現するディテールを取り入れ、オリンピック精神と「エンポリオ アルマーニ」のスポーティーエレガンスを体現した。
【アメリカ】
ラルフ ローレン

10大会連続でウエアを手がける強力タッグ
米国代表の開・閉会式ウエアを手がけるのは「ラルフ ローレン(RALPH LAUREN)」で、10大会連続となる。開会式のユニホームは、ウィンターホワイトのウールコートに星条旗のウールタートルネックセーター、テーラードウールパンツで構成。閉会式用にはカラーブロックのパファージャケットと国旗の色を反映したカラーパレットのウールタートルネックセータで組み合わせた。いずれも、レッド、ホワイト、ブルーのニット帽とミトン、レザーベルト、赤の靴紐をあしらったアルペンブラウンのブーツでコーディネートする。
【カナダ】
ルルレモン

国の景観や環境を象徴するモダンなシルエットとグラフィックをデザイン
カナダ代表は「ルルレモン(LULULEMON)」。チームの公式アウトフィッターとして、22年北京冬季大会から28年ロサンゼルス夏季大会までの4大会でチームのウエアを手掛けることになっており、今回が3回目となる。さまざまなカナダ人アスリートと協力して競技者ならではのニーズを理解し、体温調節や保温性に優れた素材を使用した。また、パラリンピック選手からのフィードバックを受け、フットウエアや座った姿勢には耐摩耗性素材、点字表記やマグネット式ファスナーなども備えた。デザインは国の景観や環境を象徴するモダンなシルエットとグラフィックをデザインした。トポグラフィックといった地形図のようなプリント、大きな楓の葉のディテールを赤や青、緑のカラーバリエーションで展開する。
【ブラジル】
モンクレール

ブラジル国旗をインターシャで表現
ブラジル代表が着用した「モンクレール(MONCLER)」のユニホームは、レモ・ルッフィーニ(Remo Ruffini)と「モンクレール」、ブラジルを代表するクリエイター、オスカー・メッツァヴァット(Oskar Metsavaht)が共同でデザインし、同ブランドを代表するジャケット“カラコルム”を再解釈した。ブランドアンバサダーであるルーカス・ピニェイロ・ブラーテン(Lucas Pinheiro Braathen)とニコル・シウベイラ(Nicole Silveira)はブラジル国旗をインターシャで表現したライニングのホワイトのカスタムケープを着用。その他のブラジル代表チームはブルーとグリーンのアンサンブルを着用した。シグネチャーであるパファージャケットは、男性はショーツ、女性はスカートを合わせ、さらにホワイトとブルーのカラーで再解釈した、“モンクレール アルティブ ウィンター ブーツ”を採用している。
【スウェーデン】
ユニクロ

4大会連続のタッグ 今回は機能性とリサイクル素材の活用拡大にも着手
「ユニクロ(UNIQLO)」とスウェーデンオリンピック委員会とのパートナーシップは2019年に締結され、東京大会以降は今回で4大会連続。これまで同様、着心地を追求した“高品質”と選手のパフォーマンス力を高める“革新性”、環境先進国であるスウェーデンに学ぶ“サステナビリティ”を軸に、今回は特に冬季競技特有の寒さや体温調整に対応した機能性とリサイクル素材の活用拡大に取り組んだ。
【フランス】
ルコックスポルティフ
フランスとブランドのシンボルである雄鶏エンブレムがポイント
フランス代表は「ルコックスポルティフ(LE COQ SPORTIF)」を着用。アルプスの風景に着想を得たデザインには、フランスのシンボルとされ、ブランドの象徴でもある雄鶏をあしらった。
ミラノ・コルティナ冬季オリンピック・パラリンピックとは
ミラノとヴェネト州の高級リゾート地、コルティナ・ダンペッツォを中心とした北イタリアで行われる今回の大会は、初めての多拠点型モデルを採用する冬季オリンピック・パラリンピックとなる。イタリアでの冬季オリンピックは過去に2度開催されており、1956年のコルティナ冬季大会からは70年ぶり、2006年のトリノ冬季大会から20年ぶり。また、ミラノでは夏冬通して初めての開催となる。2月6〜22日に行うオリンピックは8競技116種目、3月6〜15日開催のパラリンピックは6競技79種目を実施。オリンピックでは新競技として“スキーモ”の名でも知られる山岳スキーが、パラリンピックでは新種目として車いすカーリングのミックスダブルスが追加された。
競技会場は既存施設を有効活用する。開会式会場となるミラノ・サンシーロ・オリンピックスタジアムはインテル・ミラノとACミランのホームスタジアムでありさまざまな国際試合が行われている“サッカーの聖地”で、開会式の目玉となる国旗掲揚や聖火点灯はミラノ・センピオーネ公園の“平和の門”とコルティナのディボナ広場で実施。選手団のパレードも複数会場で行われる予定だ。