
2026年2月6日にイタリアのミラノとコルティナダンペッツォで開幕するミラノ・コルティナ2026冬季オリンピック。イタリア代表は今回も「エンポリオ アルマーニ(EMPORIO ARMANI)」のスポーツライン「EA7 エンポリオ アルマーニ(EA7 EMPORIO ARMANI)」を着用する。同ブランドは創業者ジョルジオ・アルマーニ(Giorgio Armani)氏のスポーツへの愛を受け2004年に誕生。“EA7”の「7」はバスケットボール、テニス、ゴルフ、ウオータースポーツ、ウインタースポーツ、アウトドア、トレーニングの7つを表している。
2012年から続くスポーツとの縁
イタリア代表と「エンポリオ アルマーニ」の縁は2012年のイタリアとスイスのスキースクールとのコラボレーションから始まった。以来、有名な山岳リゾートを訪れるウインターツアーなどのイベントを通じて、スポーツとエンタテインメントを融合した取り組みを続けている。オリンピックユニホームは12年ロンドン、16年リオ、20年東京の夏季オリンピック、14年ソチ、18年平昌、22年北京の冬季オリンピックと10年以上提供し続けており、22年から今回のミラノ・コルティナオリンピック・パラリンピックまではイタリア冬季スポーツ連盟(FISI)のオフィシャルテクニカルアウトウエアとのコラボレーション契約も結んでいる。
22年当時、アルマーニ氏はFISIとの取り組みについて「私が深く信じている価値観であるチームスピリット、ハードワーク、敬意、忠誠心など、が存在するスポーツの世界は、私を常に鼓舞し、興奮させてくれます。このコラボレーションは、ミラノ・コルティナオリンピックに向けたもので、数年前に着手し、多くの満足感と偉大なアスリートと関わる機会をもたらしてくれました。また、ウインタースポーツは、環境に新たな焦点を当てながら、スタイルとパフォーマンスを試すことができる素晴らしい場でもあります」とコメントを寄せていた。
オリンピック精神とブランドのエレガントを融合
それら取り組みの集大成でもある今回の大会。オフィシャルアウトフィッターとしてデザインした公式ウエアは、クリーンなライン、高機能素材、イタリアのアイデンティティと誇りを表現するディテールを取り入れ、オリンピック精神と「エンポリオ アルマーニ」のスポーティーエレガンスを体現した。ダウンジャケットを備えたスキーセット、スキースーツ、ジャケットはミルキーホワイトの色調で、背中には“Italia”の文字を入れたほか、グリーン、ホワイト、レッドのインサートやトリミングを施した。グローブ、ベルト、帽子、バッグ、トロリーケース、バックパックなどのアクセサリーと、テクニカルな防水スニーカーで選手たちの装いをコーディネートする。
ミラノ・コルティナオリンピックは2026年2月6〜22日、パラリンピックは3月6〜15日に開催。オリンピックの開会式では今年10月4日に91歳で逝去したアルマーニ氏へのトリュビュートが行われる予定だ。