ビューティ
連載 エディターズレター:VIEWS ON WWD U.S. 第16回

リシュモンもビューティに注力

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※この記事は2023年10月06日に配信した、メールマガジン「エディターズレター(Editors' Letter)」のバックナンバーです。最新のレターを受け取るにはこちらから

このリシュモンの動きは気になりますね。フレグランス部門の設立です。

以前、こちらのレターでも書きましたが、「カルティエ(CARTIER)」はライセンスではなく、自社でフレグランスを手掛けています。米「ビューティ100」の売上高ランキングで91位。推定売上高は365億円。思った以上に大きくないですか?

エルメス(HERMES)」のビューティライン、「グッチ(GUCCI)」のメイクアップライン、「プラダ ビューティ(PRADA)」と、ラグジュアリーブランドは今やブームと言えるほど、ビューティへの参入が続いています。「マーク ジェイコブス(MARC JACOBS)」もコスメライン復活に向けて動いています。

ケリングはケリング ボーテを立ち上げて、老舗香水ブランド「クリード(CREED)」を買収しました。

ユークス・ネッタポルテをうまく軌道に乗せられず、昨年過半数をファーフェッチらに売却し、宝飾と時計が売り上げの9割近くを占めるリシュモンとしては、もう1本事業の柱が欲しいところ。記事中コメントでは否定していますが、これはもう「ダンヒル(DUNHILL)」や「クロエ(CHLOE)」などの香水ビジネスを直営に切り替えていく布石ではないでしょうか。

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