ビューティ
連載 ファッション業界人も知るべき今週のビューティ展望 第129回

サロンオーナー兼学生という生活の中 改めて“トータル美の原点”に触れる

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【連載】ファッション業界人も知るべき今週のビューティ展望

ビューティ賢者が
最新の業界ニュースを斬る

ビューティ・インサイトは、「WWDJAPAN.com」のニュースを起点に識者が業界の展望を語る。
今週は、トータルビューティの原点を読み解く話。

槇野光昭/オニカム代表 プロフィール

(まきの・みつあき)1973年、東京都生まれ。大学卒業後、パソコン周辺機器メーカーで営業に従事。退職後の97年「価格.com」の前身となるサイトを開設。2001年、28歳という若さで会社を売却。その後、14年にヘアサロン「アルバム(ALBUM)」を開業。都心を中心に「アルバム」「アイティー バイ アルバム(IT by ALBUM)」「DXシェアサロン」などを展開する

【賢者が選んだ注目ニュース】

今回はあえて、当社のヘアサロン「アルバム」が登場する記事を選ばせてもらった。“ケラスターゼ インスティチュートサロン”として運営している「アルバム 銀座店」の同ビル8階部分を、新フロアとして増床オープンし、「シュウ ウエムラ(SHU UEMURA)」のブースを設置した。日本で初の試みとなる「シュウ ウエムラ」の世界観を忠実に発信するステージサロンとして展開。ブランドの世界観を表現したテスターバーには、アイシャドウやファンデーションなど「シュウ ウエムラ」の商品を豊富にそろえ、施術前後の時間で自由にタッチアップができる。商品の購入も可能で、シーズンごとにプロモーションを実施中だ。

当社の“看板”的な店舗である銀座店でこうした取り組みを行うことは、正直、かわいい娘を嫁に出すようなものだ。相手を知らなければできないことなので、現在の「シュウ ウエムラ」についてはもちろん、ブランドの原点についても詳しく勉強した。創業者である植村秀先生は、メイクアップアーティストとしてハリウッドで活躍した後、日本でメイクアップ技術を伝える活動をスタート。「シュウ ウエムラ化粧品」を立ち上げ、世界的なブランドへと成長させた。

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