コメ兵は1月27日、2025年下半期(7月1日〜12月31日)のブランド買取ランキングを発表した。バッグ類は「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」、「エルメス(HERMES)」、「シャネル(CHANEL)」など不動の人気を誇るブランドがランキング上位を占めているほか、日本国内での相場が高いことから海外から持ち込まれるケースが増えたブランド、近年の金価格の高騰を背景に順位を上げたジュエリーブランドなどもあった。なお、同調査は全国のKOMEHYO店舗や宅配買取などで個人から買い取ったブランドバッグ、ジュエリー、時計、衣料品を対象とし、前年同期(2024年7月1日〜12月31日)のデータと比較して、買取点数と買取価格の総額を元に順位付けを行っている。
ブランドバッグ買取ランキング
日本国内の相場が高くランクアップした「プラダ」

ブランドバッグの買取ランキングは、買取点数1位が「ルイ・ヴィトン」、同2位が「エルメス」、同3位が「シャネル」に、買取金額1位は「エルメス」、同2位「シャネル」、同3位が「ルイ・ヴィトン」となり、前年と変わらず三大ブランドの人気の高さがうかがえる結果となった。
注目は点数、金額共にランクアップしている「プラダ(PRADA)」で、点数で前年6位から5位へ、金額で前年9位から7位に上昇。その要因についてコメ兵担当者は「『プラダ』は日本国内の相場が高く、海外から持ち込まれるケースが増えたことから、点数、金額ともにランクアップしたと考えられる」とコメントしている。
アイテム別点数ランキングでは、1位“シャネル マトラッセ 1112”、2位“エルメス ピコタンロックPM シルバー金具”、3位“ルイ・ヴィトン モノグラム ポシェット アクセソワール”で、前年同様の結果となった。“ルイ・ヴィトン モノグラム スピーディ 30cm”は前年7位から5位に順位を上げたほか、“ルイ・ヴィトン モノグラム キーポル 50cm”、“エルメス ロデオ ペガサス バッグチャームPM”、“ルイ・ヴィトン モノグラム アマゾン”が新たにランクインしている。
ジュエリー買取ランキング
金価格の高騰を背景に「昔買ったジュエリーを売りたい」
ジュエリーの買取ランキングは、買取点数の1位が「ティファニー(TIFFANY & CO.)」、2位が「カルティエ(CARTIER)」、3位に前年から1つ順位を上げた「ブルガリ(BVLGARI)」が入った。また、買取金額は1位「カルティエ」、2位「ヴァン クリーフ&アーペル(VAN CLEEF & ARPELS)」、3位「ティファニー」で、こちらのTOP3は前年と同じブランドが占めた。
ジュエリーランキングは、近年の金価格の高騰を起因とした動きがあるという。「“昔買ったジュエリーを売りたい”というお客様が多くご来店されたことから、「ブルガリ」が前年から順位を1つ上げたと考えられる。また、点数ランキング4位の『エルメス』は、“シェーヌダンクル”の人気がほかのアイテムにも影響し、前年から1つ順位を上げた」(担当者)。買取金額8位に入ったイタリアの老舗ゴールドジュエラー「ウノアエレ(UNOAERRE)」のランクインもまた、重量のあるアイテムが多いため金価格の高騰が買取金額に直結したとみられる。
時計買取ランキング
「ロレックス」は買取の平均単価が35%以上上昇
時計の買取ランキングは、点数1位が「ロレックス(ROLEX)」、2位「カルティエ」、3位「オメガ(OMEGA)」、金額1位は「ロレックス」、2位「パテック フィリップ(PATEK PHILIPPE)」、3位「カルティエ」で、前年同様のランキングとなった。「ブルガリ」は買取点数が前年7位から6位にランクアップしたことが金額にも影響し、金額ランキングで前年圏外から9位にランクインした。25年上半期と比較しても、高単価の持ち込みが増えたという。買取相場がもっとも上がったのは「ロレックス」で、「順位は変わらず1位だが、前年から今年にかけて買取の平均単価が35%以上も上昇している」(担当者)という。
衣料品買取ランキング
不動の人気ブランド「エルメス」「シャネル」「ルイ・ヴィトン」
衣料品の買取ランキングは、点数で1位「エルメス」、2位「シャネル」、3位「ルイ・ヴィトン」、金額で1位「シャネル」、2位「エルメス 」、3位「ルイ・ヴィトン」という不動の結果となった。担当者によると、これらのブランドはトレンドに関係なく人気で、販売需要も高いため買取を強化していることが多いといい、その影響もみられるという。
点数ランキングでは、近年著名人の着用が多い「ディオール(DIOR)」や「クロムハーツ(CHROME HEARTS)」の買い取りを積極的に行ったことも影響してそれぞれ9位と10位にランクインした。また、リサイクルナイロン素材を採用する「プラダ」は環境意識の高まりを背景に若年富裕層を中心に支持を集めており、金額ランキングで前年9位から6位にジャンプアップしている。