「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」は、K-POPグループStray Kidsのフィリックス(Felix)とコラボレーションした“シルバー・ロックイット”の2025年コレクションを、7月18日に全世界の店舗で発売する。同コレクションは、国際連合児童基金(以下、ユニセフ)への寄付を目的として16年から毎年発表されており、リサイクルシルバーを使用したイヤリング、ブレスレット、ペンダントをラインアップ。コードタイプのブレスレットとペンダントは、今季はイエロー、ブルー、ピンク、ブラックの4色をそろえる。オンライン限定で販売するイエローコードタイプを除き、全アイテムが店頭で購入可能だ。“シルバー・ロックイット”の販売を通じて、コードブレスレットとイヤリングの売り上げ1点につき100ドル(約1万4000円)、シルバーブレスレットとペンダントの売り上げ1点につき200ドル(約2万8000円)がユニセフに寄付される。
「ルイ・ヴィトン」のブランドアンバサダーであり、韓国のユニセフ親善大使でもあるフィリックスがデザインにも携わった2025年コレクションは、ブルーのハートと“Dream”の文字が象徴的だ。「ハートには“愛”や“共感”を込め、ブルーは支援する子どもたちにとっての“平和”と“安心”を表現している。より明るい未来を自由に夢見る力を持ってほしいという想いを込めた。また、ブルーは穏やかさと希望を呼び起こす、癒しの色でもある」とフィリックスは語る。
「ルイ・ヴィトン」は16年にユニセフとのパートナーシップを締結し、これまでに“シルバー・ロックイット”コレクションの販売を通じて累計2400万ドル(約34億5000万円)を寄付。24年はマダガスカル、グアテマラ、ハイチ、ベトナムで実施されたユニセフの支援プログラムを支えた。
フィリックスは「『ルイ・ヴィトン』が、世界でもっとも弱い立場にある子どもたちのために、その影響力を活かして意識の向上と資金調達に取り組んでいることはとても感動的だ。ユニセフは子どもたちの権利を守り、必要な支援を届けるために重要な活動を行っている。すべての子どもが教育、医療、保護を受け、安全で健やかな環境で成長する機会を持つべき」とインタビューで語っている。
これまでにも、ニコール・キッドマン(Nicole Kidman)、クロエ・グレース・モレッツ(Chloë Grace Moretz)、レア・セドゥ(Léa Seydoux)、ジェニファー・コネリー(Jennifer Connelly)、ミリー・ボビー・ブラウン(Millie Bobby Brown)らのセレブリティーが本プロジェクトを支持してきた。