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年末年始、ゲームをしながら考えました エディターズレター(2021年1月8日配信分)

※この記事は2021年1月8日に配信した、メールマガジン「エディターズレター(Editors' Letter)」のバックナンバーです。最新のレターを受け取るにはこちらから

年末年始、ゲームをしながら考えました

 新年明けましておめでとうございます。新型コロナ感染者数の増加に恐れおののきながらの新年の幕開けでしたが、皆さま、いかがお過ごしだったでしょうか?

 我が家は遅ればせながら11月に任天堂スイッチを購入し、家族で「集まれどうぶつの森」を楽しむという、ある意味とてもコロナ禍らしい年末年始を過ごしました。

 これまでゲームをほとんどしてこない人生でしたが、「マーク ジェイコブス」や「ヴァレンティノ」がマイデザインでウエアを配布しているというので、興味を持ったのがきっかけです。「ジバンシイ」のビューティや「トミー ヒルフィガー」など、さまざまなブランドが続々参加。ここまでブランドが集まったゲームって今までないのではないでしょうか。

 そんな折に小学1年生の娘から「あつ森」というワードが出てきたもので、「これは互いに社会勉強になるのでは?」と購入決定。タスクは与えられるものの、別にそれを無視して花を育てたり、魚を釣ったりしていても特に問題なしという平和な感じが、癒しですね。人気に納得。

 ゲームのキャラクターの見た目や服装がカスタマイズできるのが大きな魅力で、ウエアもアクセサリーもすごくたくさんのチョイスがあって、自分でデザインすることも可能。オンラインで繋げば他人が作ったマイデザインを着用することもできますし、コーディネートもいろいろ楽しめます。

 まさにこれがファッション&ビューティブランドが参加する大きな要因ですが、さて、私はというと一貫して着物(笑)。コロナ禍で実際に着る機会がなくなったこともあり、多少なりともストレスが溜まっているのでしょう。なんか自分のアバターに着物を着せると結構満足度が高いんです。これは発見。「着て満足」「着せて満足」はファッションが持つ偉大なパワーで、それって付加価値があるということだと思うのですが、つまりバーチャルな世界でもやはりそのパワーって健在なのね、と。

 自分のお気に入りを自分のアバターに着せるとやはり気分は上がるのだ、と確認した2021年の年明けでした。皆様はいかがでしょうか?自分のアバターに何でも着せられるとしたら、何を着せますか?娘はせっせと着せ替えを楽しんでいます。着せ替え遊びも今やバーチャル。一人一体アバター時代も、リアルで服を買うと、その3Dアイテムも付いてくるという日もそのうち来ますから、インスタ映えの次は、きっとアバター映えですね!

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