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「ラブレス」青山店がクリーンに一新 店内は“スマホ空間”をイメージ

 三陽商会のセレクトショップ「ラブレス(LOVELESS)」は、旗艦店の青山店を30日に移転リニューアルオープンする。新住所は東京都港区青山3-16-1。店舗が所在するのは、ユナイテッドアローズの「エイチ ビューティー&ユース(H BEAUTY & YOUTH)」やベイクルーズの「レショップ」などのショップが軒を連ねるエリア。

 旧青山店が重厚で隠れ家のような雰囲気だったのに対し、新店舗は白を基調としたクリーンな雰囲気に刷新。「感度の高いラインアップはそのままに、より多くの人が入りやすく、親しみやすいような店装にした」(並木君典第一事業本部セレクトショップビジネス部長)。リニューアルに伴い、表参道沿いにあった旧青山店は11月24日からクローズしていた。

 店舗ディレクターにNOMAbloc代表の佐々木拓真氏を迎え、内装デザインは坂巻陽平氏が手掛けた。店舗のコンセプトは“トレーディングメディア”。地上2層約416平方メートルの店内は、半透明の白壁で細かく間仕切りされ、小さな空間がいくつも存在する形で構成する。これは店内をスマートフォンの中のデジタル空間と捉え、「店内をスワイプしながら順に巡って行くような感覚で買い物を楽しんでもらう」ことを狙ったものだという。2階に続くビビッドなイエローの階段や木目調の什器など、店内のクリーンなムードとは対照的な要素も散りばめられ、店内には独特な緊張感が漂う。

 仕切られた空間には、それぞれ「アート」「ストリート」「ムーブ」「エクスペリエンス」とテーマを設け、オリジナルブランドの「ラブレス」や買い付けのデザイナーズブランドを並べる。ウィメンズは「メゾン マルジェラ(MAISON MARGIELA)」「ジェイ ダブリュー アンダーソン(JW ANDERSON)」「ヨウヘイ オオノ(YOHEI OHNO)」、メンズは「ニードルズ(NEEDLES)」や野口強の「マインデニム(MINEDENIM)」など計24ブランドを新たに加え、ジュエリーの取り扱いも始める。ポップアップショップやアート展示なども織り交ぜながら、さまざまな世界観が混在した店舗を作る。

 また、オリジナルブランドの「ラブレス」は2019-20年秋冬から、月ごとにシーズンテーマを設けたパッケージを投入するMD方式に切り替えている。「これまで『ラブレス』と接点のなかったお客さまに来ていただく一方で、売り場の鮮度を常に保ち、ファンの方々がシーズン中に何度も足を運びたくなる店にしていきたい」。なお、具体的な売上高目標は非公開としている。