
先日、アットコスメが主催する「ジャパン ビューティテック アワード」の最終審査員を務めました。毎年ビューティ業界の新しい動向がわかるので、楽しみにしています。今年は、昨年までのサステナ&エシカルな取り組みから、製品にまつわるR&Dでの応募が目立ったように思います。
最終審査には、結果似たような製品が2つ残っていました。ヤーマンとライオンによる口腔内から表情筋にアプローチする、口の中で用いる美顔器です。「良さそう!」と思うのは、私だけではないでしょう。私も普段から美顔器を顔の外から当てていますが、そこから発せられる刺激を顔の内側から当てられたら、ほうれい線なんかにはダイレクトに効きそうです。ゆえに両社は、それぞれヘッドから周波振動やEMSを発するデバイスを開発。結果、バチバチなライバル関係になりそうなデバイスが、ほぼ同じ時期に誕生したのです。
最大の特徴は、ライオンがヘッドを歯ブラシにしなかったのに対して、ヤーマンは歯ブラシとしても使えるようにした点です。なぜ、こんな違いが生まれたのでしょうか?
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