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米「WWD」が選ぶ業界をけん引する女性トップ50【セレブ・インフルエンサー編】

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 米「WWD」と「フットウエアニュース(FOOTWEAR NEWS)」は今年、ファッション・ビューティ業界をけん引する女性をたたえる「50 Most Powerful Women」を初めて発表した。企業のトップからデザイナー、インフルエンサー、スタイリスト、投資家までさまざまな業種で活躍する女性50人を表彰した。ビジネスの功績だけでなく、サステナビリティやCSR活動、女性のエンパワーメント、次世代の育成など、より良い業界のために尽力してきた女性をたたえている。またそれぞれから、リーダーシップに関するアドバイスをもらった。ここでは、インフルエンサー・セレブリティーとしての影響力だけでなく、ビジネスリーダーとして活躍する女性を紹介する。


エマ・チェンバレン(Emma Chamberlain)

インフルエンサー、「バッド・ハビット(BAD HABIT)」クリエイティブ・ディレクター兼グローバル・ブランドアンバサダー

主な経歴・活動
 ユーチューブで大人気のエマ・チェンバレン(Emma Chamberlain)は、ファッション・ビューティ業界でも引っ張りだこだ。最近では、2019年から協業している「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」の特注ドレスを身に纏い、メットガラへのデビューを果たした。自身が立ち上げた「チェンバレン・コーヒー(CHAMBERLAIN COFFEE)」が成功を収める一方で、グローバル・ブランドアンバサダーとクリエイティブ・ディレクターを務めるスキンケアブランドの「バッド・ハビット(BAD HABIT)」も好評を博している。インスタグラムで1400万人近くのフォロワーを持ち、ユーチューブの再生回数は10億回以上と、影響力はとどまるところを知らない。

リーダーシップについてのアドバイス
 クリエイティビティーとパッション(熱意)を何よりも優先させること。「今、クリエイティブな刺激を受けているか?」「なぜ自分はクリエイトしているんだろう?」「今自分がやっていることに誇りを持てているか?」こうしたことを、常に自分自身に問い続けている。どれか一つでも答えが「No」なら、間違った目的に向かっているか、グラインド文化(grind culture、成功や金銭を目指して限界を超えて働き続けること、またはそれを美徳とする文化)にとらわれすぎているということだ。みんなの心に響くものを作るには、作るプロセスを楽しまなければならないし、それと同時に自分自身の生活も充実させる必要もある。毎日をどうやって生きたいか決めるのは自分自身なのに、私を含めて多くの人たちがそれを忘れてしまっている。クリエイティブな刺激を受け続けるために、いつもの考え方を変えてみたり、固定観念から抜け出したいと思ったりするなら、私たちはみんなそうできるはずだ。


キアラ・フェラーニ(Chiara Ferragni)

起業家、ブランドアンバサダー、インフルエンサー

主な経歴・活動
 キアラ・フェラーニは、ファッションブログ「ザ・ブロンド・サラダ(THE BLOND SALAD)」や関連する事業を運営するTBSクルー(TBS CREW SRL)のトップを務める。TBSクルーは、芸能プロダクションおよびデジタルマーケティングコンサルティング事業も手掛ける。2009年にTBSクルーを創業した若きデジタル起業家は、17年、同社の社長兼CEOに就任した。フェラーニは、自身の名前を冠したファッションラインを取り扱うフェニーチェ(FENICE、旧名セレンディピティSERENDIPITY)のCEO兼クリエイティブ・ディレクターも務める。最近はアンダーウエアやビーチウエアのコレクションもスタートするなど、製品群を拡大している。2人の子供の母親であり、キッズラインも開始したばかりだ。直近では、サフィログループ(SAFILO GROUP)とアイウエアのライセンス契約を締結。2013年に立ち上げた「キアラ フェラーニ」ブランドはミラノ、パリ、コルティーナ、香港、上海、杭州と世界中に店舗を構えるまでに成長。2490万人のフォロワーを持ち、「ランコム(LANCOME)」「パンテーン(PANTENE)」「ポメラート(POMELLATO)」まで、幅広いブランドとパートナーシップを結んでいる。4月、トッズ(TOD‘S)の取締役会メンバーに就任。彼女の影響力は大きく、同社の取締役会メンバーに加わると株価は急上昇するほどだ。同様のことが、サフィロの株にも起こった。


ドリュー・バリモア(Drew Barrymore)

バリモア・ブランズ (BARRYMORE BRANDS) 創業者

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