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米「WWD」が選ぶ業界をけん引する女性トップ50【投資家・メディア・その他編】

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 米「WWD」と「フットウエアニュース(FOOTWEAR NEWS)」は今年、ファッション・ビューティ業界をけん引する女性をたたえる「50 Most Powerful Women」を初めて発表した。企業のトップからデザイナー、インフルエンサー、スタイリスト、投資家までさまざまな業種で活躍する女性50人を表彰した。ビジネスの功績だけでなく、サステナビリティやCSR活動、女性のエンパワーメント、次世代の育成など、より良い業界のために尽力してきた女性をたたえている。またそれぞれから、リーダーシップに関するアドバイスをもらった。ここでは、男性優位な金融界でファッション・ビューティ業界をけん引する投資家や、ソーシャルメディアにおいて両業界の可能性を広げている女性などを紹介する。


投資家


ロベルタ・ベナグリア(Roberta Benaglia)

スタイル キャピタル(STYLE CAPITAL)創業者兼最高経営責任者(CEO)

主な経歴・活動
 ロベルタ・ベナグリア(Roberta Benaglia)は、入念なリサーチと大胆な判断力で定評がある投資家だ。ベナグリアがミラノで立ち上げたファンド、スタイル キャピタル(STYLE CAPITAL)は2018年、MSGMの株式32%を取得。この投資によって、MSGMの創業者であるマッシモ・ジョルジェッティ(Massimo Giorgetti)を支援し、販売提携を結び、世界的な小売りネットワークを築いた。昨年はオーストラリアのブランド、「ジマーマン(ZIMMERMANN)」に投資し、ファッション業界における同ファンドの投資ポートフォリオを拡大した。ポートフォリオには「フォルテフォルテ(FORTE_FORTE)」、ロサンゼルスを拠点とする「リダン(RE/DONE)」も含まれる。また、現在はペルミラ(PERMIRA)傘下の高級スニーカーブランド「ゴールデングース(GOLDEN GOOSE)」の成功にも一役買っている。13年3月、同ブランドの株式38%を取得し、15年に売却。その間、スタイルキャピタルの指揮下で、ゴールデングースの収益は2140万ユーロから7600万ユーロまで増大した。

リーダーシップについてのアドバイス
 CEOとして、女性のエンパワーメントは私にとって非常に重要な意義を持っている。ジェンダーやダイバーシティが、仕事やそれ以外の場所で問題なのではない。私は、平等な扱いとキャリアアップのチャンスを従業員に提供しようとしているし、そうするよう努力している。リーダーとして、私たちはより高い目的を追求し、みんなが大きな夢に向かって進んでいけるような共通のビジョンを作り、この世界をより良いものとしていかなくてはならない。リーダーとして、私たちは希望を育てる必要があるのだ。


アンジェリカ・チャン(Angelica Cheung)

セコイアキャピタル チャイナ(SEQUOIA CAPITAL CHINA)=ベンチャー・パートナー

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