ファッション

米「WWD」が選ぶ業界をけん引する女性トップ50【デザイナー編】

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 米「WWD」と「フットウエアニュース(FOOTWEAR NEWS)」は今年、ファッション・ビューティ業界をけん引する女性をたたえる「50 Most Powerful Women」を初めて発表した。企業のトップからデザイナー、インフルエンサー、スタイリスト、投資家までさまざまな業種で活躍する女性50人を表彰した。ビジネスの功績だけでなく、サステナビリティやCSR活動、女性のエンパワーメント、次世代の育成など、より良い業界のために尽力してきた女性をたたえている。またそれぞれから、リーダーシップに関するアドバイスをもらった。ここでは、クリエイションを介して業界に大きな影響を与えているファッションデザイナーの女性を紹介する。


マリア・グラツィア・キウリ(Maria Grazia Chiuri)

「ディオール(DIOR) 」アーティスティック・ディレクター

主な経歴・活動
 マリア・グラツィア・キウリ(Maria Grazia Chiuri)は、ロマンチックで卓越した技術とセンスで、女性のエンパワーメントを「ディオール(DIOR)」のクリエイションで色濃く発信してきた。アーティスティック・ディレクターに就任当初からパワフルなスローガンをTシャツやランウエイの舞台セットに取り入れたりして、そのメッセージを訴え続けている。また、彼女が手掛けるハンドバッグは普遍的な支持を集め、長く続くブランドの人気を支えている。

リーダーシップについてのアドバイス
 このような素晴らしい女性たちの一人に選んでいただき、非常に光栄だ。そしてそれに伴う責任も感じている。女性は自らゴールに限界を設けるべきではないと、私は今これまでにないほど確信している。私たちは、臆病な心や不安な気持ちを乗り越えなくてはならない。「私なんか」という感情は、長い間女性たちの足かせとなってきたが、それに打ち勝つ必要がある。あらゆる意味でサステナブルな未来を実現するために、今私たちは非常に多くの、そして重要な問題に直面している。女性が今こそ団結し共に行動する時が来たことを、そして一人一人がそれぞれの立場で、リーダーであることの名誉を受け入れる必要があることを理解しなくてはならない。


川久保玲

「コム デ ギャルソン(COMME DES GARCONS)」デザイナー、「ドーバーストリートマーケット(DOVER STREET MARKET)」共同創業者

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