第83回「ゴールデン・グローブ賞」が1月11日(現地時間)、米ロサンゼルスのビバリー・ヒルトン・ホテルで開催された。レッドカーペットでは、メタリックドレスが再び主要トレンドの1つとして存在感を放った。強い光沢を放つ素材は現代のイブニングウエアにおいても普遍的な魅力があることを改めて証明し、長年にわたって積み重ねられてきたトレンドをより確かなものにした。
デミ・ムーアやアンジェリーナ・ジョリーも
実際、メタリックは前年の「ゴールデン・グローブ賞」でも、数々の印象的なファッションシーンを彩った。デミ・ムーア(Demi Moore)は、時代を超えた美しさを体現するかのような「ジョルジオ・アルマーニ(GIORGIO ARMANI)」によるゴールドメタリックのドレスで注目を集め、アンジェリーナ・ジョリー(Angelina Jolie)は「マックイーン(MCQUEEN)」による、メタリックとシアーを融合させたゴシック調のドレスを着用した。さらにゼンデイヤ(Zendaya)は、コッパートーンの「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」をまとい、シルエットやスタイリングによってメタリック素材がルック全体の印象をいかに変化させるかを体現した。これらのルックが、現在まで続くメタリックトレンドの土台を築いたと言える。
実際、メタリックドレスほどオールドハリウッドらしさを感じさせるものはない。1920年代以降、光沢素材は映画スターや華やかなレッドカーペットの代名詞として愛されてきた。白黒映画の時代には衣装の質感や立体感を際立たせるためにラメドレスが重宝され、光を反射する素材はラグジュアリーを体現する象徴として定着した。ジャン・ハーロウ(Jean Harlow)やマレーネ・ディートリヒ(Marlene Dietrich)を思わせるスタイルは、今もなお定番の選択肢である。この伝統は現在も受け継がれ、新しい素材やデザインを通して再解釈されている。
今年の「ゴールデン・グローブ賞」では2026年春夏のランウエイの影響も色濃く反映され、メタリックは単なる装飾ではなく、存在感を放つ主役として扱われた。特に、特殊な加工やコーティングを施した質感、彫刻的なボリューム、流れるようなドレープを特徴としたデザインが主流となり、動きやインパクトを意識したルックが多く見られた。
以下、レッドカーペットで際立ったメタリックルックの数々を紹介する。