「ドルチェ&ガッバーナ(DOLCE&GABBANA)」は、2026-27年秋冬メンズ・コレクションをミラノで現地時間1月17日に発表した。男性的な装いという広義のテーマのもと、特定のスタイルに絞ることなく多様なメンズ像を提示したランウェイと呼応するように、来場者の装いもまた実に多岐にわたっていた。会場周辺で目を引いたのは、クラシックなテーラードやトレンチコート、ダブルブレストの端正なコートといった王道のアウター。スタイルはそれぞれ異なりながらも、スラックスからジーンズに至るまで、ボトムスはワイドシルエットが主流となり、フォーマルウエアに抜けを感じさせるバランスが印象的だ。足元もクラシックへと回帰しており、レザーのドレスシューズが中心。ブランドらしい技巧を凝らした装飾も鮮やかな色使いも控えめで、抑制の効いたトーンの中で仕立てやシルエットの完成度を際立たせる装いが、クラシック回帰のムードをより明確に印象づけていた。