映画「ウィキッド 永遠の約束」がいよいよ3月6日に日本公開される。グリンダを演じたアリアナ・グランデ(Ariana Grande)とエルファバを演じたシンシア・エリヴォ(Cynthia Erivo)は、前作のプロモーション活動に引き続き、作品で演じた役柄のイメージを服装に落とし込んだ服装“メソッドドレッシング”を実践し、さまざまなイベントに登場した。
ロンドンプレミア
11月、2人はロンドンで行われたプレミアに揃って登場した。グランデは、「オズの魔法使い」の衣装デザイナーとして知られるギルバート・エイドリアン(Gilbert Adrian)によるドレスを着用。左右非対称のネックラインと、ボディーラインに沿ったボディース、ふんわりと広がるティアードスカートが特徴的で、全体に施したスパンコールでルックにきらめきを添えた。
エリヴォは、「プラダ(PRADA)」で、生地のコントラストとベルトで強調したウエストライン、オフショルダーの袖が印象的な大胆なルックを披露。ドレス全体に、柔らかくなめらかなサテンのような素材と、スカート、ストラップ、ジャケットに施したPVC風の生地の対照的な素材が採用された。
ガバナーズ・アワード2025
また2人はロサンゼルスで開催された「ガバナーズ・アワード2025」にそろって出席。グランデは、ジョン・ガリアーノ(John Galliano)時代の「ディオール(DIOR)」2007-08年秋冬コレクションからソフトピンクのドレスをチョイス。肩とスカートには、カラフルな小さな宝石が流れるように散りばめられ、足元は「クリスチャン ルブタン(CHRISTIAN LOUBOUTIN)」のヒール、アクセサリーはグランデがアンバサダーを務める「スワロフスキー(SWAROVSKI)」を合わせた。
エリヴォは、「ジバンシィ(GIVENCHY)」2026年春夏コレクションからフリンジを採用したコートドレスで登場。デザインは同ブランドのクリエイティブ・ディレクターである、サラ・バートン(Sarah Burton)によるもので、緑と黒の色調をベースに抽象的な刺しゅうを施し、スカートの裾にはフリンジ素材を流れ落ちるようにあしらった。アクセサリーには、フランス発のジュエリーブランド「メシカ(MESSIKA)」のイヤリングを合わせた。
ニューヨークプレミア
さらに同月、2人は米ニューヨークで行われたプレミアにも登場した。エリヴォは、「バレンシアガ(BALENCIAGA)」の黒のドレスで、エルファバのダークな部分を表現した。バストラインにはカールのかかった羽根のモチーフが施され、手袋の要素を組み込んだ袖部分は、緑のネイルを縁取るようだった。
一方グランデは、ダニエル・ローズベリー(Daniel Roseberry)「スキャパレリ(SCHIAPARELLI)」クリエイティブ・ディレクターによる特注のドレスで登場。ギャザーを寄せたクレープ生地とサテン生地で構成した黒のビスチェが特徴的で、背中はレースアップ仕様になっていた。ボディースには繊細なサイドリボンと、同ブランドを象徴するキーホールの刺しゅうを施し、ボリューム感のあるスカートは200メートルのシルクオーガンザとチュールを20枚のフリルに分割して仕立てられた。
トーク番組でも2人の魔女を彷ふつさせる衣装で
グランデは、トーク番組「ザ・トゥナイト・ショー・ウィズ・ジミー・ファロン(The Tonight Show Starring Jimmy Fallon)」に出演し、エルファバにオマージュを捧げるかのようにダークな衣装を披露した。このドレスは、ニューヨークのビンテージブティック「アマコード・ビンテージ・ファッション(Amarcord Vintage Fashion)」による1930年代のもので、シアーな生地に葉の形をした緑の刺しゅうが施されていた。
また、エリヴォも同番組に出演し、「スキャパレリ」のスカートスーツを身にまとった。シャープなラペルと丸みを帯びた肩の装飾が目を引くダブルブレストジャケットと、膝丈のペンシルスカートで構成された黒のスカートスーツには、「クリスチャン ルブタン」のヒール、「ティファニー(TIFFANY &CO.)」のジュエリーを合わせてコーディネートした。
さらにエリヴォは「ザ・ビュー(The View)」にも出演し、「クリスチャン ルブタン」のバレエにインスパイアされたライン“カシア(Cassia)”から、プラットフォームブーツを着用。トゥシューズを思わせるスクエアトゥと甲の部分についたリボンが特徴だ。グレーのハイネックブレザーに合わせ、エルファバを象徴するダークな色合いのコーデを完成させた。
12月、トーク番組「レイト・ナイト・ウィズ・セス・マイヤーズ(Late Night with Seth Meyers)」に出演したグランデは、「パオロ・セバスチャン(PAOLO SEBASTIAN)」のカスタムドレスで登場。まさにグリンダらしいバレリーナピンクのドレスは、何層にも重ねられたチュールのスカートと左右非対称のネックラインで構成され、フィット感のあるボディースにとフロント部分のボタンが特徴だった。