2025年春日本公開予定の映画「ウィキッド ふたりの魔女」でW主演を務めるアリアナ・グランデ(Ariana Grande)とシンシア・エリヴォ(Cynthia Erivo)が、ニューヨークとロンドンで開催されたプレミアに登場した。
公開に先立ち、2人は世界中を巡るプレスツアーやイベントで、作品で演じた役柄のイメージを服装に落とし込む、“メソッドドレッシング”を実践している。11月14日(現地時間)のニューヨークプレミアでも、アリアナは、“グリンダ”を象徴するフェミニンなピンクなスタイリング、シンシアはダークな“エルファバ”の役柄とリンクしたコーデを披露した。
ニューヨークプレミア
アリアナは、「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」のピンクのサテンドレスを着用。スイートハートのネックラインと、ウエストのペプラムのデザインが特徴的だ。シンシアは、シアーのひねりを加えつつ、引き続きダークグラマラスのトレンドを取り入れた。「ディオール(DIOR)」のボリューミーなスカートが特徴的なブラックドレスに、セミシアーのタートルネックのトップスを合わせ、ストリングネックレスや太めのリングでコーデを完成させた。
ロンドンプレミア
11月18日(現地時間)に開催されたロンドンプレミアでは、これまでの着こなしにひねりを加えたファッションで登場した。
アリアナはこれまでピンクのスタイリングを披露し続けていたが、ロンドンでそのストリークはストップ。「ラルフ ローレン(RALPH LAUREN)」の明るいレモンイエローのカスタムドレスを着用した。肩と腕をセミシアーに覆うチュールのショールが付いたドレスは、全体にシルクとチュールのフリルを施した流れるようなシルエットが特徴的だ。
シンシアは、「スキャパレリ(SCHIAPARELLI)」2024-5年秋冬コレクションから、ブラックドレスを着用。ドラマティックなチュールのハイロースカートは、下に、タイツまで続くピンクのきらめくモザイクの装飾がのぞく。シンシアは、ブラックのオペラグローブに、「デビアス(DE BEERS)」のジュエリーを合わせ、ブラックのファシネーター(ヘッドドレス)で頭部を飾った。