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今年の目標は「勇気あるローカライズ」 エディターズレターバックナンバー

※この記事は2020年1月6日に配信した、メールマガジン「エディターズレター(Editors' Letter)」のバックナンバーです。最新のレターを受け取るにはこちらから

今年の目標は「勇気あるローカライズ」︎

 皆様、新年明けましておめでとうございます。今年も「From Our Industry」を筆頭に、さまざまなエディターズレターをヨロシクお願いいたします。︎

 さて、年始は静岡に帰省させていただき、親族ならびに高校時代の友人と一緒に時を過ごしました。年々強く感じるようになっていますが、話題がかみ合いません(苦笑)。特に親族は、僕以外のほとんどが地元で暮らしています。となると話題の中心は、結婚・離婚(笑)・出産・死去・入退院となり、「もはや話題になっている方の顔もよく分からない……」僕は、愛想笑いを浮かべるのみです。

 同年代の従兄弟や、その子どもたちとはSNSの話になりますが、使うアプリも投稿の内容も大きく異なっています。僕は今、LINE、メッセンジャー、インスタグラム、ツイッターの順番でSNSアプリを使っていますが、彼らはLINEほぼ一択。代わりはYouTubeです。全国を飛び回っているソニーの友人が、「インスタグラムなんかに夢中なのは、東京の人だけだよ」と言っていたのは、あながち大ウソではありません。

 そこでちょっと前、某ラグジュアリーブランドのCEOに言われた言葉を思い出したのです。彼は在日歴が長く日本のことをよくご存知。「リニアが開通したら、その中間にある都市、例えば静岡と、東京や名古屋のギャップは大きくなるだろう」と言うのです。静岡出身の僕にとっては、「ガーーン」な話なのですが、否定できない……。今まで認めたくなかったのですが、今回はいよいよ、その言葉を重く受け止めるべきなんだと痛感しました。

 でお話ししたいのは、「地方はもうダメだよね」ではなく、いよいよ本当に「ローカライズしないと難しいね」という話です。静岡出身なのに、かつては「静岡新聞」で働いていたのに、静岡のことは分からなくなっている私が、静岡のことを事情通のように語るのは難しいように、東京の人間が地方のことをジャッジするのは今後「なんかヘン」になるでしょう。支社、エリアマネージャー、店長、そして販売員への権限委譲は不可欠です。

 本国と日本の関係性も同じですね。ことインフルエンサー・マーケティングに関しては、もはや欧米と日本は事情が全く異なり、本国の意見を鵜呑みにしたら効果ゼロ。というか、今の形のインフルエンサー・マーケティングは、正直やらなくて良いのかも!?とさえ思います。勇気を持って、そう提言するジャパン社のスタッフは多いと聞きます。でも、多くは“玉砕”している印象です。ココ、みんなで乗り越えたいですね。今年の目標は、勇気を持ってローカライズです。

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