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ラグジュアリーとローカルの新展開

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 「ルイ・ヴィトン メゾン大阪御堂筋」のオープンに合わせて来日したマイケル・バーク=ルイ・ヴィトン代表取締役会長兼最高経営責任者(CEO) へのインタビューの中で、“ここは大事だ”とゴリゴリとノートに書きつけたのは次の言葉だ。「一時期、“ラグジュアリーはメゾンの起源をどこにでも同じように再現する”時代があったが、今は違う。はるか先を行っている」。その前には「大事な文脈は、ローカルであること、オーセンティックでユニークであり本物でなくてはいけない。だから絶対に“再現”はしない」がくる(弊紙2月3日号P.4参照)。御堂筋は同ブランドの国内最大級の店であり、内外観に始まり扱う商品やサービスにも新しいニュースが多い。だが今後、他エリアにも同じフォーマットで展開していくことはなく、街の特性に合わせて更新していくという。(この記事はWWDジャパン2020年2月10日号からの抜粋です)

 世界展開するラグジュアリーの多くは世界中どこの店も同じ顔をしており、同じ商品を扱い、同じレベルのサービスを提供している。「本国・本店のコンセプトを忠実に再現する。絶対にブラさない」。それが1980年代以降のグローバルビジネスの大原則だった。実際、厳しいレギュレーションを隅々まで守るからこそ、イメージが保たれ価値が育ち、売り上げにつながってきた。当然、百貨店内の売り場でもその世界観を再現することが優先されている。同じことはブランドイメージにつながるメディアとの関係にも適用され、純広告の扱いにも厳しいレギュレーションがあり、その延長で編集ページのファッション撮影も“ルック通りのコーディネート”が貸し出しの条件であることが多い。

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