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特集 26年ファッション&ビューティ業界大展望 第4回 / 全18回

株高で富裕層消費に勢い、マス層消費は厳しさ続く【26年百貨店の展望】

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TOPICS 04
百貨店

百貨店は引き続き二極化が進行する。インバウンド(訪日客)の消費は政治的状況で乱高下するものの、国内富裕層の消費意欲は旺盛なため、大都市の大型店舗の売上高は手堅い。一方、インバウンドや富裕層の恩恵が少ない地方都市の中型店舗の淘汰はまだ続きそうだ。(この記事は「WWDJAPAN」2026年1月5日&12日合併号からの抜粋です)

記者はこう見る!

林芳樹/編集委員

林芳樹/編集委員

2025年、印象に残った取材

新潟伊勢丹の取材は示唆に富むものだった。インバウンドの恩恵が少なく、大都市ほどの富裕層の厚みがない地方百貨店であっても、勝ち筋を作れる可能性を感じた。

2026年、こんな取材がしたい

これまで取材した百貨店を振り返ると、大都市に偏っている。百貨店は全国に176店舗(日本百貨店協会の加盟店)で、取材しているのはせいぜい20〜30店舗。自分にとっての空白エリアを取材してみたい。

ILLUSTRATION : UCA

「日経平均5万円時代」の追い風に
乗れる店、乗れない店で明暗

3月20日に予定されている阪急うめだ本店の大規模改装オープンが、業界関係者の注目を集めている。これまで特選売り場(ラグジュアリーブランド)が集積されていた5階に加えて、婦人服が中心だった6階も特選売り場になる。5・6階を「HANKYU LUXURY(阪急ラグジュアリー)」の名前で装いを新たにし、改装前の1.6倍となる約1.3万㎡の特選売り場ができる。

特に「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」と「シャネル(CHANEL)」は5・6階の2層のメゾネットの旗艦店になり、2階にあった「エルメス(HERMES)」は6階に移設して国内最大規模に増床する。

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