福岡の繁華街・天神の南側の薬院にある「マギークープ」は、ファッション業界関係者にはよく知られた有力店だ。マンション街の建物の2階に階段で上ると、「ドリス ヴァン ノッテン(DRIES VAN NOTEN)」「メゾン マルジェラ(MAISON MARGIELA)」「ヴァレンティノ(VALENTINO)」「チカ キサダ(CHIKA KISADA)」「ケイスケヨシダ(KEISUKEYOSHIDA)」「セッチュウ(SETCHU)」といった国内外の人気ブランドが並ぶ231㎡の空間が広がる。品ぞろえと編集力は服好きにはたまらないもので、福岡県内だけでなく、九州全域、あるいは関西エリアからわざわざやって来る顧客も少なくない。(この記事は「WWDJAPAN」2026年2月23日号からの抜粋です)
MOGGIE CO-OP(マギークープ)
住所:福岡県福岡市中央区警固1-1-7志のぶビル2F 設立:2003年 店舗面積:231㎡ 沿革:アパレル販売員だった三浦ふさこ。さんと、異業種から転じた三浦直之さんの夫妻が2003年から福岡でセレクトショップ事業を開始。現在は薬院の「マギークープ」と天神のファッションビル内の「フロント(FLONT)」の2店を運営する。東京に常設店を構えた時期もあり、現在も定期的に都内でポップアップストアを開く

(左)三浦ふさこ。/代表
(右)三浦直之/バイヤー
(みうら・なおゆき)2003年に福岡薬院に「マギークープ」をオープン。バイヤーとして国内外の有名なブランドだけでなく本当に良いと感じるセレクトを心がける。趣味は料理で、食べるのも作るもの好き。京都などに食べ歩きの旅に出ることもある
熱量の高い服好きが集まり、
ファッション談議の花が咲く場所
遠方の客が増えたきっかけは、社長の三浦ふさこ。さんが2009年から続けるブログだった。新作商品を自ら着用して載せるとともに、服への愛情をつづった文章が商圏を超えて共感を集めた。ふさこ。さんに会って、大好きな服について話したいー。そんな気持ちが来店動機になる。「もちろんスタッフも含めてインスタもやっていますが、ブログには根強いファンがいる。少し更新が滞ると『続けてくださいね』と言われてしまうからやめられなくなった(笑)」。一度来店すると、リピーターになる確率が高い。店内に椅子やソファーを置くスペースが3カ所ある。ファッション談議に花が咲くと、一人の客に2〜3時間は接客している。
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