LTV(ライフタイムバリュー)記事一覧

LTV(ライフタイムバリュー)とは【「WWDJAPAN」用語辞典より】

 LTV(Life Time Value、ライフタイムバリュー)は、日本語では「顧客生涯価値」と訳されるマーケティング用語。1人の顧客が、特定の企業やブランドと取り引きを開始してから終了するまでの期間にどれだけの利益をもたらすかを表した指標のこと。その場限りの販売で終わらせずに、企業やブランドとの長い関係を築いてもらう。新規顧客の獲得のコストは、既存顧客の維持の5倍と言われており、特に少子高齢化が進む日本においてはロイヤリティーの高い顧客獲得は重要なテーマとなっている。

 

 例えばワコールは30年後の顧客を作ろうという考えのもと、顧客の体形の採寸データを蓄積しており、今後はそれを下着販売だけでなく、健康にまつわるサービスなどに発展させる構想を持っている。

 

 また百貨店の外商は、LTVの最たるサービスである。富裕層が対象になるが、外商会員の衣食住に関連する商品の販売だけでなく、結婚、出産、葬儀など人生の節目でのサポートなどを通じて長い関係を築く。富裕層の中には親子代々で顧客になっている事例も少なくない。


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