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ドラッグストアは顧客中心主義で差別化へ【今週のビューティ展望】

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 ビューティ・インサイトは、「WWDJAPAN.com」のニュースを起点に識者が業界の展望を語る。今週は、メーカーとのコラボに積極的なドラッグストアの話。

【賢者が選んだ注目ニュース】
東北の未利用資源を活用したスキンケア誕生 ドラッグストアとスタートアップ企業がタッグ
アイセイ薬局「クス」と生活の木がコラボ “リラックス”できる香りアイテムが登場

 アイセイ薬局と薬王堂が12月に発表したそれぞれのコラボレーションのニュースは、ドラッグストアも各々の視点で顧客に丁寧に向き合う姿勢を打ち出す時代に入ったことを感じさせた。

 調剤薬局として1500人の薬剤師を抱えるアイセイ薬局は、自社ブランド「クス」を手掛けており、消費者や薬を受け取りに訪れる患者の声などをもとに日焼け止めやブレンドティーなどを販売していた。今回は、生活の木とのコラボでゼラニウムやベルガモットなどの精油をブレンドしたハンドクリームと入浴剤をリリース。生活の木は1967年の設立以来、国内外の提携農園から調達したハーブやアロマセラピー関連製品をいち早く日本で展開しており、開発力に定評がある老舗だ。

 一方、東北地方を中心に339店舗を展開する薬王堂は、独自の発酵技術で未利用資源をエタノールなどの化粧品原料にアップサイクルするファーメンステーションと組み、東北地方の作り手が見えるサステナブルブランド「アンオフ」を共同開発、発売した。ブランドの公式サイトも立ち上げ予定といい、D2Cブランドの側面も持つ。

 ファーメンステーションはアップサイクル原料を製造する過程の残渣をも家畜の餌として活用し、地域における循環型社会を目指すスタートアップとして知られ、アサヒグループやANAなどの大手とも協業している。

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