ビューティ

美容室業界の変革なるか インスタグラムがヘアサロンのプロフィール欄に“予約する”ボタンを表示

 インスタグラムは、“アクションボタン”の対象を、国内で初めて美容室・ネイルサロン予約に拡大することを発表した。

 “アクションボタン”とは、利用者のアクションを促すことができるツール。美容室やネイルサロンで、インスタグラムのプロフィールに“予約する”ボタンを表示し、利用者に来店予約を促すことができるようになる。

 アクションボタンの導入によって、利用者は美容室やネイルサロンを発見するところから、来店予約というアクションに至るまでを、アプリを閉じることなくインスタグラム上で完結できる。

 日本国内ではこれまで、飲食店向けのレストラン予約のアクションボタンのみ利用可能だったが、今後はインスタグラムのビジネスプロフィールを利用しているアカウント(無料で設定可能なビジネスアカウント)で、連携パートナーが提供する予約サービスに加盟している美容サロンであれば、無料で同機能を利用することができる。

 今回、美容サロン予約において連携するパートナーサービスは、“かんざし”“ビューティーメリット”“minimo”の3つ。EPARK メディアパートナーズが提供する“EPARKビューティー”も今後連携する予定だ。

 既に多くの美容サロンがインスタグラムを活用しているが、“予約する”ボタンを設定することで、より効率的に新客を獲得できるようになる。また、美容室業界ではヘアスタイリストやネイルアーティストなどの個人がアカウントを持ち、積極的に発信して顧客獲得に貢献する傾向が見られる。そのような技術者もビジネスアカウントに切り替えれば、プロフィールにアクションボタンを設置することが可能だ。

 また、同機能を設定した美容サロンは、今年6月にスタートした地図検索機能上でも“予約する”ボタンが表示されるため、近隣の美容室やネイルサロンを探している利用者に対し、来店予約を簡単に促すことができる。

 アクションボタンの提供を美容サロンに拡大するにあたり、味澤将宏フェイスブックジャパン代表は「メタでは昨年から、新型コロナウイルス感染症の影響を受けている中小ビジネスを支援する取り組みを継続して行ってきた。アクションボタンの対象を美容サロンに広げることで、さらに多くのビジネスの支援につながると考えている。インスタグラムは写真や動画などのビジュアルによるコミュニケーションが特徴で、美容業界との親和性が高いプラットフォーム。既に多くの美容室やネイルサロンや、そこで働く美容師やネイリストの方々が積極的に活用しており、インスタグラムからシームレスに来店予約を促すアクションボタンの導入で、さらに多くの美容ビジネスの成長に貢献できると期待している」とコメントした。

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