ファッション
特集 2024年春夏パリ・ロンドン・ニューヨーク 第6回 / 全7回

「ヘルムート ラング」や「ラルフ ローレン」復活でNYコレクションは盛り上がり 注目ブランドを総ざらい

有料会員限定記事

「ヘルムート ラング」や「ラルフ ローレン」復活でNYコレクションは盛り上がり 注目ブランドを総ざらい

2024年春夏シーズンのニューヨーク・ファッション・ウイーク(以下、NYFW)では、「ラルフ ローレン コレクション(RALPH LAUREN COLLECTION)」が4年ぶりにカムバック。ブルックリンの倉庫を貸し切り大々的なショーを行い、改めてNYのファッションシーンに欠かせない存在であることを印象付けた。フロントローにはジェニファー・ロペス(Jennifer Lopez)やダイアン・キートン(Diane Keaton)、ジュリアン・ムーア(Julianne Moore)ら、ハリウッドのそうそうたる顔ぶれも駆けつけた。NYFW期間外のショーではあったが、「コーチ(COACH)」はクリエイティブ・ディレクターのスチュアート・ヴィヴァース(Stuart Vevers)の現職就任10周年という節目の年をお祝い。イギリスからアメリカに拠点を移し、ニューヨークとともに歩んだスチュアートの記憶をたどったコレクションは、NYへのオマージュでもある。ショーの後には多くのゲストを招いてディナーを行い、これまでの10年、これからの未来を祝った。「3.1 フィリップ リム(3.1 PHILLIP LIM)」も4年ぶりに公式スケジュールでランウエイショーを開催するなど、NYのファッションをけん引してきたブランドの存在感が際立った。ピーター・ドゥ(Peter Do)がクリエイティブ・ディレクターに就任した新生「ヘルムート ラング(HELMUT LANG)」も注目の的だった。毎シーズン若手デザイナーが躍進するのもNYらしいが、今シーズンはパワーブランドの復活も印象的なシーズンとなった。(この記事は「WWDJAPAN」2023年10月16日号からの抜粋です)

「ラルフ ローレン コレクション(RALPH LAUREN COLLECTION)」

この続きを読むには…
残り2941⽂字, 画像29枚
この記事は、有料会員限定記事です。
紙版を定期購読中の方も閲覧することができます。
定期購読についてはこちらからご確認ください。
最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

独立系クリエイティブ集団が台頭、クリエイターの新潮流を見る

5月13日号は、クリエイターを取り巻く新潮流を特集します。昨年7月17日に発行した「U30 クリエイター」特集に続き、その最前線を追いました。

冒頭では独立系クリエイティブチームにフォーカス。「クリエイティブアソシエーション」「クリエイティブエージェンシー」など、独自のスタンスを掲げてクリエイティブの可能性に挑む集団です。彼らの狙いは、クライアントとクリエイターが対等な立場でものづくりに向き合え…

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

@icloud.com/@me.com/@mac.com 以外のアドレスでご登録ください。 ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。

メルマガ会員の登録が完了しました。