ビンテージショップのライラ(LAILA)が運営するオンライン上のミュージアム、ラ・ミュージアム(LA MUSEUM)は6月14〜29日の期間、展示「ラ・ミュージアム ジブヤ(LA MUSEUM SHIBUYA)」を渋谷で開催する。
三宅一生やヘルムート・ラングら
豪華デザイナーの作品が集結
「ラ・ミュージアム ジブヤ」は、現在オンライン上で開催するエキシビション「1950s - 2010s パート2 ヒストリー オブ モダン ファッション デザイン(1950s - 2010s PART2 HISTORY OF MODERN FASHION DESIGN)」から、約50体を実際に展示する。イギリス・ロンドン生まれのパンクスタイルを代表するヴィヴィアン・ウエストウッド(Vivienne Westwood)や、マルコム・マクラーレン(Malcolm McLaren)、日本人デザイナーの三宅一生や高田賢三、川久保玲、山本耀司のほか、マルタン・マルジェラ(Martin Margiela)やヘルムート・ラング(Helmut Lang)、オートクチュールの分野でも活躍したジョン・ガリアーノ(John Galliano)、アレキサンダー・マックイーン(Alexander McQueen)ら幅広い作品を展示する。
雑誌「ストリート(STREET)」「FRUiTS(フルーツ)」「チューン(TUNE)」などの編集者としても知られる、フォトグラファーの青木正一が1989年にフランス・パリで撮影した、「メゾン マルタン マルジェラ(MAISON MARTIN MARGIELA)」1990年春夏コレクションのランウエイや会場周辺のドキュメンタリー写真をスライドショー形式で上映。同コレクションから、ランウエイとほぼ同様のスタイリングで7ルックを展示する。また2006年にパリで開催した展覧会「La Force de L’Art - Grand Palais 2006」で発表した、マルタン・マルジェラによる215枚の写真インスタレーション作品も国内初展示する。
ラ・ミュージアムは、2024年にオープンした、衣服をオンライン上で展示するミュージアム。世界のコレクターが所蔵する、数万点に及ぶ衣服や装飾品を3D技術で撮影、データ化し、公開している。同年10月からユーチューブチャンネルを開設、ファッション業界内外の有識者にインタビューを実施している。
■ラ・ミュージアム ジブヤ
日程:6月14〜29日
時間:12:00〜19:00
場所:「ラ・ミュージアム ジブヤ」特設スペース
住所:東京都渋谷区2-12-24 東建・長井ビル 地下1階
入場料:無料
※来場前にラ・ミュージアムのアプリをダウンロード、入場時に提示の必要あり